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2020年12月11日

今日は絞りを開放値で撮影したものと、f8以上の絞り値で明瞭度を効かせた写真を皆がっら説明します。

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50mm 1/60秒 f2.8 ISO100
D26ED1BB-E7E7-47BF-829B-836C9EED34BE.jpeg
50mm 1/60秒 f2.8 ISO100
この2枚はマクロ撮影したものですが、共に一番見せたい部分を強調する為に絞りを開放値(全部開ける)で撮影しています。
コスモスは花芯部分を、針葉樹は雨の雫を見せるために周りをぼかして撮影しています。
こうする事によって、一番見せたい部分に目が行くような撮影方法をとっています。
6FE9CE9D-EF27-417F-9AF6-5846DBA8785C.jpeg
20mm 1/90秒 f16.0 ISO 200
または、この写真の様に、画面全体の風景の情景を表現したい時には絞りを思いっきり絞った撮影をしています。
ここまで絞って撮影すると、雲の立体感や奥行き、全体の景観等をしっかり描写する事ができます。
98E1DE06-4136-41F2-A229-6255C5D5BB50.jpeg
この様に、絞り羽根を空ける撮影、閉じて明瞭度を出す撮影など用途、見せ方によって変えて撮影するようにしていくと、新たな自分のキリトリセカイが開けていきます。
一般的に望遠行きで撮影する時はボケを出しやすく、広角で撮影すると、ボケにくくなる性質があります。
これが”視写界深度”と言われる現象です。
では、今日はこの辺で。
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