表現の仕方に正解はないと言う話: Let’s キリトリセカイ～Kの世界

2021年03月28日

表現の仕方に正解はないと言う話

こんばんは。
昨日も読んでいただいてありがとうございます。
皆さんも毎日コロナウイルスの恐怖と戦いでしんどくなってきていると思いますが、なってしまって
一番辛い思いをしなくてはならないのは、本人です。
ここまで耐えたのだから最後まで予防に努めましょう。

今日は写真を撮る上で、表現の仕方に正解はないと言う話をします。

よく分割構図等基本の構図の型があるのは分かると思います。
例えばお花畑を青空と大地の分割の状態を写真に撮るとか、そう言う話をよく聞くと思います。
しかし、あくまで基本であって、表現の仕方にこれが正解というのは無いんです。
右の写真は夕方の水辺で白鳥等のいざこざのシーンを撮った物ですが、特に構図のことを考えて撮ったと言う訳では無いんです。
なんか白鳥等が争っているなあと思い写真に残したと言う感じです。
ここで構図はどうだとか、分割されているかとかを考えていたらこのシーンは取りこぼす事になります。

左の写真は分割構図です、
こういった写真の場合は、どう切り取るか観察し、どう配置するかとか、構図を決めて撮りますが、胴体を撮影するときはどう撮るかなど考えている暇がありません。
また、人によっては、左の写真もあと一歩分下がった方がいいと思ったり千差万別になります。
この日は雨模様で空が白っぽい日でしたので、あまり空を広く撮らなくてもいいかなと思い、自分の中で一番
たくさんの情報を取り入れ、見栄えのする配置を考えて撮りました。

四季桜を撮った時のものです。
上の写真を撮った時のですが、この場合は背景となる部分があまり賑やかしくならない様に背景をぼかし、メインとなる部分をはっきり見せたいと思っていたので、
ストロボを使って撮っています。
こうする事で、ぼかした背景が薄暗く、より被写体が綺麗に描写されています。
ただ、私はこうした方が良いと思ってみても、他の人が見れば違うと思うところもあると思います。
ですから、必ずこれが正解だと言う事では無いんです。