NVL関数
NVL関数は値がNULL値であった場合に、別の値を返す関数。
NVL(第1引数, 第2引数)
第1引数の値がNULL値の場合、第2引数の値を返す。
第1引数の値がNULL値以外の場合、第1引数の値を返す。
NVL2関数
NVL2関数は値がNULL値だった場合と、NULL値以外の場合で返す値を変えることができる関数。
NVL2(第1引数, 第2引数, 第3引数)
第1引数の値がNULL値以外の場合、第2引数の値を返す。
第1引数の値がNULL値の場合、第3引数の値を返す。
なお、第1引数にはNULLリテラル以外の値を指定しなければならない。
(※指定した列の値が結果としてNULL値となる場合は問題ない。)
NULLIF関数
NULLIF関数は第1引数と第2引数を比較して、等しい場合にNULLを返す関数。
NULLIF(第1引数, 第2引数)
第1引数と第2引数が等しい場合はNULL値を、等しくない場合は第1引数の値を返す。
COALESCE関数
COALESCE関数は引数の値を順に判定し、最初に見つかったNULL値以外の値を返す関数。
COALESCE(第1引数, 第2引数, … )
指定された引数全てがNULL値の場合は、NULL値を返す。
COALESCE関数の引数は、すべて同じデータ型でなければならない。
異なるデータ型の値を指定するとエラーとなる(暗黙的なデータ変換は行われない)。
少なくとも2つの引数がなければならない。