去年は休みが短く予定も詰まっているということで、帰ってきませんでした。
そして元旦、石川県輪島に向かうバスの中で被災したわけですが・・・。
あれからあと少しで1年。
あっという間でした。
当日はこちらでも揺れを感じ、こてつと2階へ駆け上がって揺れがおさまるのを待ちました。
そんな時、バスの中の娘からメールが。
まさか輪島に向かうバスの中だとは・・。
輪島に行くこと聞いてなかったので、あわてました。
でもどんなにあわてても遠く離れた娘の状況が分からず、一時はもうダメかと思ったほど。
だって地震発生時、海岸沿いの道を走っていたバス。
娘は海の写真を送ってきて、「海面がキラキラしてるよ」なんて言ってるし。
状況把握のため海のすぐ近くで停車してるとか。
早く高台へ逃げて!と言っても状況が飲みこめていないのか、なんだか呑気な受け答えの娘。
でも後で聞いたら、同じバスに乗っていたおば様たちがパニックになっていたのだそう。
その方たちをなだめながら運転手さんの指示を待っていたのだそうです。
運転手さんも状況把握が困難で、動くに動けなかったのだろうと思います。
その後は金沢駅までバスで戻ることができ、ようやく安全な場所にいるのだな・・と少し安心したのです。
駅前のホテルがロビーを開放してくださって、食事の提供を受けたと聞きました。
寒空の下で路頭に迷うことなく、暖かい食事のお世話になったこと、本当に感謝です。
全国展開のビジネスホテルです。
名前出しても良いのかなぁ・・・。
一気にこのホテル推しになりました。
今後はどこに遊びに行っても、このホテルを利用させていただこうと思ってます(笑)
でも企業のトップの決断って本当にすごいなぁ・・・と思います。
発災直後であったにもかかわらず、この決断と対応の早さ。
SNSでこの話題目にしたことがないのだけど、だれも発信してないのかなぁ・・・。
その後しばらくしてから帰省してきた長女を、新幹線の改札で出迎えた時は本当に涙がでました。
あと数十分早く出発していたら、もっと大変なことになっていたのだから。
そんな長女が年末帰ってきます。
今回の帰省は長そうです。
こちらでは中学や高校、短大時代の友人たちと会う約束で忙しそう。
私は運転手に徹する覚悟です(笑)
いいんです、1年のうちのほんの少しの間だし。
すぐにまた娘は自分の家に帰っていくのだから。
元気で会えるのが楽しみです。
[PR]
にほんブログ村 | 猫との暮らしランキング |
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image