色色♪えとせとら

セキスイハイムの元祖「M１」

父しろ犬

です。

今日、兵庫県加東市の別荘地の中を母しろ犬

の友人と散歩しましたが、さまざまな意匠を凝らした、普通の住宅とは一線を画した、別荘ならではの建物をいろいろと見ることができたので大変勉強になったとともに、目の保養になって楽しめました。

その中で目を惹いたのは、あのセキスイハイムのユニット住宅の元祖「M1」が健在だったことです。
建築家・大野勝彦氏との共同開発により、画期的なユニット工法を採用して高い性能と品質を追及した住宅で、1970年に第1回「東京国際グッドリビングショウ」でデビューした、「日本のモダニズム建築100選」で工業化住宅として唯一選定された建物です。

だいぶ痛んではいましたが、いまとなっては貴重なものです。

現行のセキスイハイムのユニット住宅と比べると、華やかさや洗練性でははるかに見劣りしますが、前衛的でシンプルなフォルムは世界の住宅デザインの歴史に残る作品だと思います。