下剋上(げこくじょう)、いい響きです。
身分が低くても、実力さえあればのし上がっていける。
野望があれば、知略・謀略の限りを尽くし、トップを目指す。
できる男は、主君に遠慮はいらない。
応仁(おうにん)の乱以降、そういう動きが各地で起こっていきます。
下剋上をした人物を、1人あげておきましょう。
越後(えちご・今の新潟県)の上杉謙信(けんしん)です。
もともと、守護の家臣でした。
それが、あれよあれよという間に、越後を支配し、関東や北陸にも進出。
しかし、野望の道なかばで、病死しています。
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