それによると、サピエンスとネアンデルタール人はDNA的には略同じという事だがサピエンスよりもネアンデルタール人の方が賢く(脳が大きい)力が強い(筋肉量が多い)との事。では何故、その賢くて力持ちのネアンデルタール人がサピエンスによって滅ぼされたかというと、サピエンスは大集団を構成出来たのに対しネアンデルタール人は小集団しか構成出来なかったから。サピエンスは大集団を構成出来た理由は虚構(現実でない事)を信じることが出来たから。との事。
なるほど、虚構を信じることが出来たから宗教の様なもので誰かを扇動し、「神様っているの?」とか言うと「信じる者のみ救われる。信じない物は地獄に落ちる。」とか脅され「スミマセン」と言ってシュンとなるのはサピエンスだったからなんだ。と得心してしまった。マスコミで「〇〇が正しく▼▼は悪い奴」と扇動する様に報道して「そうなんだ」と思わされたりするのもそういう事。
昔、パスカルが「人間は考える葦である」という有名な言葉を残したが、その意は人間は承認欲求が強く他人の目ばかり気にしている。人間はいづれ死ぬ運命にある事を自覚して自分の生き方について考えてない人が多い事に対する警鐘との事だと聞いたことがある。ネアンデルタール人の様に自分で確認した事のみ信じてると、あまりにもその世界は小さ過ぎるのかも知れないが、サピエンスに過ぎると誰かの扇動に振り廻されるだけの人生になるのかも知れない。
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