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2020年10月11日

関数電卓:クラスの中で同じ誕生日の人達を見つけよう(カシオとシャープ)

カシオのHPに「関数電卓 例題と操作」というコーナーがあり、関数電卓の使い方の説明がある。
例題と、それに対する関数電卓fx-530AZのキー操作手順の説明である。
https://edu.casio.jp/cal/cal23/

その例題の中の一つ
”クラスの中で同じ誕生日の人達を見つけよう”
をシャープの関数電卓で解いてみる。

el509t_casio.png

問題は以下である。
30人のクラスで同じ誕生日の人達が少なくとも1組存在する確率はどれだけか?


確率系でよく見る問題であり、「場合の数と確率」(ナツメ社)にも、同様の問題がある。
こちらは、
同じ学年の1クラス50人の中に、誕生日が同じ人がいる確率はどのくらいだろうか。
である、

ではカシオのHPを参考に、シャープの関数電卓(EL-509T)で入力してみる。
使用する機能はカシオHPでは「nPr(順列)計算」と「アンサーメモリー」となっている。
そして、これはシャープも同様であった。
(ちなみに、分数と累乗も使用します。)

・30人がそれぞれ異なる誕生日となる確率を算出する。
[a/b][3][6][5][2ndF][nPr][3][0][↓][3][6][5][yx][3][0][=]


関数電卓_使い方_誕生日1.JPG

キーの名称が異なるのみで、カシオとシャープで操作そのものは同じである。

・少なくとも1組は同じ誕生日の人達が存在する確率を求める。 約70%であることがわかる。
[1][−][ALPHA][ANS][=]


関数電卓_使い方_誕生日2.JPG

カシオだと[ANS]一つであるが、シャープは[ALPHA]を押してから[ANS]になるため一つキー操作が多くなる。
しかし、カシオユーザがシャープを初めて使った場合においても、キーの色を見れば[ALPHA]の後で[ANS]を押すことが推測できるので、問題なく操作できるといえる。

ちなみに、カシオHPは1クラス30名であるが、ナツメ社の1クラス50名で操作すると、「エラー02 演算」となります。
数値が大きすぎるのでしょう。カシオでは未確認。


以上




posted by bronte at 11:21| Comment(0) | TrackBack(0) | other
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