2016年09月18日
フォステクス限定販売ユニット FE83-Sol ハイレゾ対応 8cmフルレンジスピーカーユニットについて
「FE103販売50周年、長年のご愛顧に感謝いたします。」と
言うことでFostex(フォステクス)から、
伝統のロングセラー10cm口径フルレンジ「FE103」シリーズを
改良して音質を向上させたリミテッドバージョン
『FE103-Sol FE103販売50周年記念 10cm口径フルレンジユニット』
が2014年4月中旬に発売されました。
『FE103-Sol』は音質が良くて、非常に人気があり好評でした。
そのため数回の追加配布がされて、2015年2月まで、最終配布の
予約受付販売が行われました。
その後の フォステクス の限定ユニットの販売は、
2015年12月に『FE103-Sol』で培(ツチカ)った技術と、
バックロードホーン(以下BH)専用に磁気回路を大幅強化した
「FE108-Super」を継承した「FE108-Sol」が
発売されました。
よって私は不定期ですが恒例になった次の「限定販売ユニット」は
「16cm、20cm口径」のBH専用ユニット
「FE168-Sol(仮)」か「FE208-Sol(仮)」の
限定販売を予想していましたが、全く想定外の
新しい系譜の限定ユニットの販売になりました。それは、
『FE83-Sol 8cmフルレンシスピーカーユニット』
● 価格 ¥5,600+消費税/1台 ●発売予定:2016年9月中旬
● 限定 3,000台
になりました。ほぼ同時期に、少し遅れて手軽に『FE83-Sol』の
高音質を楽しめるように『FE83-Sol』を取り付ける加工のみを残した
「スピーカーボックス」の発売もあります。
『YK83-Sol FE83-Sol用 スピーカーボックス』
● 価格 ¥16,000+消費税/1台 ●発売予定:2016年9月末
● 限定 300台
『FE83-Sol』8cm口径フルレンジユニットの特徴は、
レギュラー市販品ユニット「FE-Enシリーズ」の
「FE83En」と「FE103En」が
同じ技術仕様だったのと同じで
『FE83-Sol』と『FE103-Sol』の使用上の特徴は、
ユニット口径を除いて同じです。下記に列挙しますと、
(a)フレームの色が"カッパーオレンジ"
「FE-Solシリーズ」を表すデザインのようです。
(b)2層抄紙ESコーン/2層抄紙センターキャップ
「FE-Solシリーズ」の音質を象徴する振動板素材の特長です。
(c)ハイ・コンプライアンス コルゲーションダンパー
振動板の性能をより引き出すための、
振動板・ボイスコイル・ボビン等を支持するパーツの
高品位仕様です。
(d)低歪みフェライト外磁型磁気回路
これも振動板の性能をより引き出すための、駆動系部品の
高品位仕様(正確な駆動力伝達)です。
(e)メカニカル2Way センターキャップ
/高耐熱ガラスコンポジットボイスコイルボビン
これも振動板の性能をより引き出すための駆動力伝達系部品の
高品位仕様(エネルギーの低損失)です。
(f)3点接着方式/ファストン205金メッキ端子
これは「FE-Enシリーズ」から搭載している仕様の特長です。
となります。
仕様で『FE103-Sol』と口径以外で異なる特徴は、
(g)単一{8[Ω]}のみのインピーダンス仕様
「FE83シリーズ」から同じ規格値なので、問題はない。
(h)磁気回路の磁石が相対的に「FE103-Sol」よりサイズが大きい。
都合のよい磁石のサイズが存在しなかった?
となります。
{(h)磁石が大きい。}は、部品購買先の磁石には、
ちょうど都合が良い磁石のサイズ・強さが、無かったので、
やや大き目のサイズを選択したのだと私は想像しています。
そのおかげで磁気回路以外の規格値がほぼ同じ「FE83En」と比べて、
{FE83En:Q0 = 0.84}−>{FE83-Sol:Q0 = 0.65}と
{先鋭度:Q0}が「バスレフ」「BH」
の型式で、今までより扱い易いスピーカーユニットに
変わっています。
ただし「平面バッフル」から「BH」まで使える「FE83シリーズ」の
特徴はやや後退して「平面バッフル」には不向きな
フルレンジユニットになりました。
『YK83-Sol』スピーカーボックスの特長は、
フォステクスのレギュラー8cm口径フルレンジユニット
「FE83En」「FF85WK」も取り付けることが出来る
『FE83-Sol』用スピーカーエンクロージャーです。
高音質を追求している限定ユニット用として、
市販完成品スピーカーシステムにも音質で絶対に劣らない
要点をシッカリ抑えたエンクロージャーです。
音質を重視しているため、コストパフォーマンスは低いですが
『FE83-Sol』の音質上の性能を十分引き出せる標準となる
エンクロージャーだと、あなたにも想像できるはずです。
{FE83-Sol+YK83-Sol スピーカーシステム}は、価格と
サイズ的に、市販4万円台の小型ブックシェルフ型2ウェイ
(ウーファー13cm口径未満)と競合します。
それらに比べますと、低音域の伸びと音域全体の歪感は、
小口径フルレンジのため、ほんの少し劣ってしまいますが、
中音域の質は非常に優れています。
よって、中音域を重視したソース音源(ボーカル・モノ?)
では、ハイエンド機にも絶対に負けない高音質のため、
そのような音楽が好きな方々には、
非常に稀有(ケウ)ですが、
非常に優秀なスピーカーシステムに
なると想像できます。
エンクロージャーの工作(設計?)が、ある事情で出来ない、
あなたには、割高ですが、非常にお勧めできるスピーカーボックス
です(ユニットの取り付けは易しいので、面倒ではありません)。
最近、特別なスピーカーユニット(雑誌付録、限定 等)
用の「Fostex(フォステクス)」純正エンクロージャーは、
「BH」が多かったので、
『FE83-Sol』用の純正エンクロージャーは
「BH」の『BK83-Sol(仮)』の スピーカーボックス が
発売されても、おかしくはないと、予想していましたが、
・まともに開発すると販売価格が高価過ぎてしまう。
・FE83-Sol に最適なエンクロージャーは バスレフ
のため『YK83-Sol』の形式は「バスレフ」になったと私は
読んでいます。あなたはどうですか?
もしかしたら「BH」の『BK83-Sol(仮)』も販売予定の
可能性(売れ行き・要望 次第?)が、あるのかもしれません?
参考にしたページは
●フォステクス限定 FE83-Sol スピーカーユニット について その1
●フォステクス限定 FE83-Sol スピーカーユニット について その2
言うことでFostex(フォステクス)から、
伝統のロングセラー10cm口径フルレンジ「FE103」シリーズを
改良して音質を向上させたリミテッドバージョン
『FE103-Sol FE103販売50周年記念 10cm口径フルレンジユニット』
が2014年4月中旬に発売されました。
『FE103-Sol』は音質が良くて、非常に人気があり好評でした。
そのため数回の追加配布がされて、2015年2月まで、最終配布の
予約受付販売が行われました。
その後の フォステクス の限定ユニットの販売は、
2015年12月に『FE103-Sol』で培(ツチカ)った技術と、
バックロードホーン(以下BH)専用に磁気回路を大幅強化した
「FE108-Super」を継承した「FE108-Sol」が
発売されました。
よって私は不定期ですが恒例になった次の「限定販売ユニット」は
「16cm、20cm口径」のBH専用ユニット
「FE168-Sol(仮)」か「FE208-Sol(仮)」の
限定販売を予想していましたが、全く想定外の
新しい系譜の限定ユニットの販売になりました。それは、
『FE83-Sol 8cmフルレンシスピーカーユニット』
● 価格 ¥5,600+消費税/1台 ●発売予定:2016年9月中旬
● 限定 3,000台
になりました。ほぼ同時期に、少し遅れて手軽に『FE83-Sol』の
高音質を楽しめるように『FE83-Sol』を取り付ける加工のみを残した
「スピーカーボックス」の発売もあります。
『YK83-Sol FE83-Sol用 スピーカーボックス』
● 価格 ¥16,000+消費税/1台 ●発売予定:2016年9月末
● 限定 300台
『FE83-Sol』8cm口径フルレンジユニットの特徴は、
レギュラー市販品ユニット「FE-Enシリーズ」の
「FE83En」と「FE103En」が
同じ技術仕様だったのと同じで
『FE83-Sol』と『FE103-Sol』の使用上の特徴は、
ユニット口径を除いて同じです。下記に列挙しますと、
(a)フレームの色が"カッパーオレンジ"
「FE-Solシリーズ」を表すデザインのようです。
(b)2層抄紙ESコーン/2層抄紙センターキャップ
「FE-Solシリーズ」の音質を象徴する振動板素材の特長です。
(c)ハイ・コンプライアンス コルゲーションダンパー
振動板の性能をより引き出すための、
振動板・ボイスコイル・ボビン等を支持するパーツの
高品位仕様です。
(d)低歪みフェライト外磁型磁気回路
これも振動板の性能をより引き出すための、駆動系部品の
高品位仕様(正確な駆動力伝達)です。
(e)メカニカル2Way センターキャップ
/高耐熱ガラスコンポジットボイスコイルボビン
これも振動板の性能をより引き出すための駆動力伝達系部品の
高品位仕様(エネルギーの低損失)です。
(f)3点接着方式/ファストン205金メッキ端子
これは「FE-Enシリーズ」から搭載している仕様の特長です。
となります。
仕様で『FE103-Sol』と口径以外で異なる特徴は、
(g)単一{8[Ω]}のみのインピーダンス仕様
「FE83シリーズ」から同じ規格値なので、問題はない。
(h)磁気回路の磁石が相対的に「FE103-Sol」よりサイズが大きい。
都合のよい磁石のサイズが存在しなかった?
となります。
{(h)磁石が大きい。}は、部品購買先の磁石には、
ちょうど都合が良い磁石のサイズ・強さが、無かったので、
やや大き目のサイズを選択したのだと私は想像しています。
そのおかげで磁気回路以外の規格値がほぼ同じ「FE83En」と比べて、
{FE83En:Q0 = 0.84}−>{FE83-Sol:Q0 = 0.65}と
{先鋭度:Q0}が「バスレフ」「BH」
の型式で、今までより扱い易いスピーカーユニットに
変わっています。
ただし「平面バッフル」から「BH」まで使える「FE83シリーズ」の
特徴はやや後退して「平面バッフル」には不向きな
フルレンジユニットになりました。
『YK83-Sol』スピーカーボックスの特長は、
フォステクスのレギュラー8cm口径フルレンジユニット
「FE83En」「FF85WK」も取り付けることが出来る
『FE83-Sol』用スピーカーエンクロージャーです。
高音質を追求している限定ユニット用として、
市販完成品スピーカーシステムにも音質で絶対に劣らない
要点をシッカリ抑えたエンクロージャーです。
音質を重視しているため、コストパフォーマンスは低いですが
『FE83-Sol』の音質上の性能を十分引き出せる標準となる
エンクロージャーだと、あなたにも想像できるはずです。
{FE83-Sol+YK83-Sol スピーカーシステム}は、価格と
サイズ的に、市販4万円台の小型ブックシェルフ型2ウェイ
(ウーファー13cm口径未満)と競合します。
それらに比べますと、低音域の伸びと音域全体の歪感は、
小口径フルレンジのため、ほんの少し劣ってしまいますが、
中音域の質は非常に優れています。
よって、中音域を重視したソース音源(ボーカル・モノ?)
では、ハイエンド機にも絶対に負けない高音質のため、
そのような音楽が好きな方々には、
非常に稀有(ケウ)ですが、
非常に優秀なスピーカーシステムに
なると想像できます。
エンクロージャーの工作(設計?)が、ある事情で出来ない、
あなたには、割高ですが、非常にお勧めできるスピーカーボックス
です(ユニットの取り付けは易しいので、面倒ではありません)。
最近、特別なスピーカーユニット(雑誌付録、限定 等)
用の「Fostex(フォステクス)」純正エンクロージャーは、
「BH」が多かったので、
『FE83-Sol』用の純正エンクロージャーは
「BH」の『BK83-Sol(仮)』の スピーカーボックス が
発売されても、おかしくはないと、予想していましたが、
・まともに開発すると販売価格が高価過ぎてしまう。
・FE83-Sol に最適なエンクロージャーは バスレフ
のため『YK83-Sol』の形式は「バスレフ」になったと私は
読んでいます。あなたはどうですか?
もしかしたら「BH」の『BK83-Sol(仮)』も販売予定の
可能性(売れ行き・要望 次第?)が、あるのかもしれません?
参考にしたページは
●フォステクス限定 FE83-Sol スピーカーユニット について その1
●フォステクス限定 FE83-Sol スピーカーユニット について その2
投稿者:工房68K|23:19