2012年10月21日 | Posted by 公 at 03:41 | 江戸 | この記事のURL |
日下公人語録24
江戸時代の日本は、産業革命以前の世界で、飛び抜けて豊かな国だったことが知られている。農業を基盤に、社会制度や文化が驚くほど発達していた。 大名の保護のもと、各地で産業が生まれ発達した。織物や酒造りでは工場を作って分業で生産するところも現われた。大坂や江戸など都市部では、町人を中心とした文化が栄え、歌舞伎や浄瑠璃、浮世絵、小説(仮名草子や読本)などが流行する。 蒸気機関以降の西洋的な物差しを当てはめて、江戸時代を前近代的であるとして不当におとしめる学者がいたが、人々の道徳や社会の本質においてはずっと上等だった。
「人口減少」で日本は繁栄する―22世紀へつなぐ国家の道
「人口減少」で日本は繁栄する―22世紀へつなぐ国家の道