◆◇◆暗闇に響くよ泣き声が（布団の中で葛藤する）◆◇◆


うぁあああーん！

うぁわああああん！


女性が思い切り泣いているんです・・・。

正直・・・。


ものすごく怖い。(((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ


悲鳴とか痛みに耐えかねて・・・というような感じではないので緊急では
ないと思うのですが。

何だろう、「思い切り泣きたいから泣いちゃうのっ！」というような泣き方
なんです。

声からすると、そんなに若くない・・・多分中高年と言われる位の声。

泣き声に目が覚めてから１０〜１５分。


耐えかねてベッドから抜け出してカーテンをめくり外を見る。

が、人影を発見できず。

外は何せまだ夜が明けきらぬ真っ暗闇。

街灯に照らされた辺りを見るも、人がいる気配がない。


どうやらこれは、隣の駐車場の辺りかな。

推察するも外に出て確認する勇気なし。

おろおろするのには理由があります。

昔、こと。の通う高校周辺で事件があったんですが声が聞こえていたのに
誰も通報せず、団地内の公園で女性が亡くなったのだとか。

今回、悲痛な感じの声ではないんだけど・・・でも・・・でもねぇ・・・。

悶々と葛藤していると、女性の泣き声がやんだ。


ほっとしていると5分ほどで再び「うわああああん！」の声が。


うーん・・・やっぱり電話させて下さい。怖いから！
ヾ(｀д´；)


ということで、ゴソゴソと置き出してPCを立ち上げること。


◆◇◆110番はかけづらい・通報準備◆◇◆

何故110番にかけないで眠い目をこすりながらPCを立ち上げているかというと、

やっぱり110番は本当に緊急の時にかける番号だと思うから。

それ程緊急でない人がかける電話によって本当に緊急な人がかかりづらく
なっているという119（救急車）の話をよく聞きます。

だから、いきなり110番をかける勇気がないこと。

地区内の警察署の相談窓口に電話します。

ということで、外の号泣を聞きながらネットで調べた警察署の相談窓口に
電話。

深夜だというのに、すぐに電話が取られました。


「はい。※※警察署です。」

「あのう…外から号泣する声が聞こえてくるんです。」


事情を話すと指令室（？）に回されます。

そこで同じ内容を繰り返し説明。

場所（住所）と通報者（自分）の名前、連絡先（電話番号）と結果の有無を
尋ねられます。

いや、もう結果は報告していただかなくて結構です。

ただ怖いことになっていなければ・・・。

ということで、電話を無事に終えドキドキしながら外の様子をうかがっていたのですが、

電話後5分も経たない内に号泣ストップ。

多分、警察官が辿り着く前だと思う。

余計な仕事を増やしてごめんなさい。

早朝はるばる出向いたであろう警察官に心の中で謝ること。なのでした。


結局号泣タイムは朝の4:30〜5:00の間の30分間だったようです。

せめて室内で泣こうよ・・・そうしたらまだ怖くないからさ。

小心者なこと。は、もやもやしています。

一体何だったんだろう。

ちなみに。

猫の鳴き声ではないことは断言できます。
（音量＆声質より判断。）


しかしみんな元気です。


“※丁目団地内で2人組みが喧嘩。※丁目団地内で2人組みが喧嘩。”


司令室の電話の向こうから聞こえてくる無線の声。

あのね、そのね、外は真っ暗です。

朝の4時半なんですよ？

みんな元気過ぎです。


【関連記事】

視線が気になる窓にミラーカーテン〜ひとり暮らしの安全対策〜

なぜいる？それはそこにベンチがあるからさ〜ひとり暮らしの部屋探し〜

猫にお説教〜野良猫の作法〜