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老若するミランと磐石のインテル

今年のセリエAは、カカーが抜け、イブラヒモビッチも抜けて、より一層、他リーグとの人気具合が下がるかに見えた。特にミランは、カカー退団で実質的司令塔は、最近消え気味のロナウジーニョにまわった。実際カカとロナウジーニョの共存は失敗に終わった。パトはともかくネスタやザンブロッタ、ピルロ、セードルフはほぼ30前後を過ぎ、チーム自体が老若かしていることは否めない。新戦力として、オニエウを獲得したが未知数。ルイスファビアーノ獲りは失敗、アリシソコは歯が原因とかなんとかで決裂・・・。唯一救いだったのが、フンテラールの獲得だった。しかし、ここ最近ミランに来て、輝きを取り戻した選手はベッカムぐらいで他に見当たらない。シェバはレンタルで失敗、ロナウジーニョもダメ、アーセナルで絶対的存在だった、フラミニも消えかけている。フンテラールは大丈夫なのかと心配してしまう。インテルとの試合も0−4で完敗。今ミランは世代交代が必要だと思う。

変わってそのライバルのインテルは、着実に補強を行った。チアゴモッタを獲得し、昨シーズン大活躍のミリート、若手のアルナウトビッチ、オランダの絶対的司令塔スナイデル、

そして、エトーとイブラのトレード。フレブは入団後レンタルで
エトー、スナイデルの入団は大きい。特に司令塔獲得を望んでいたモウリーニョは喜んでいるだろう。
インテルも若手中心とはいえないが、この先5、6年通用する選手が多く在籍している。
左SBのサントンは今期も注目したいです。

対照的なこの2つのチーム。
私は、当分、インテルとミランの差は縮まらないと思う。
ミランは、大改革を起こす必要があるのではないかと思う。

なにはともあれ、今年のセリエAは、磐石のインテル、ユーべの反逆、ミランの再生。
ミランがんばってほしいです。




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