アフィリエイト広告を利用しています

▲一番上に戻る


サイト内検索

広告

posted by fanblog

2015年06月01日

太陽になりそこねた星「木星」

こんばんわ、もんじです。

本日は太陽系で最大の惑星、木星 について書きたいと思います。

Jupiter01.png

太陽系で最大と言いましたが、実際どのくらいの大きさだと思いますか?

その大きさは地球と比較すると、質量は約318倍、直径は約11倍、体積は約1,321倍というとんでもない大きさです。
太陽系の木星以外の惑星の全質量を足しても、木星の質量にはかないません。

スポンサードリンク


木星の大気の成分は太陽と同じ?


木星の大気を構成する主な成分は、水素とヘリウムです。

以前の記事で太陽の成分を書きましたので、参考にどうぞ。
実は太陽にも水がある: BFuture

木星は水素が約81%、ヘリウムが約17% と、実に98%が水素とヘリウムから出来ています。
このように太陽と木星は似た大気成分を持っているのです。

なので、木星は古くから 太陽になれなかった星 とも呼ばれています。

では木星はどのくらい大きかったら太陽のような恒星になれたのか?

惑星の内部で水素による核融合が起きるためには、中心核の温度が300万〜400万度を超えなければなりません。

そのためには、少なくとも太陽の8%くらいの質量が必要だといわれています。

先ほど木星の質量はとんでもないと書きましたが、太陽と比べると 0.1%程度の質量しかないんですね。
太陽ってとんでもないですね!

太陽の 0.1%程度の質量ってことは、単純に考えても、今の80倍もの質量がなければ太陽のように恒星になることは出来ません。

木星の水素は軽水素ですが、これがもし重水素ならば、もっと低い温度で核融合が起きます。
その場合は、木星の質量の約13倍程度の重さでOKです。

しかしながら、重水素の場合は核融合は持続しないため、木星は単に熱を放射する 褐色矮星 となってしまいます。
(褐色矮星については、別の記事で詳しく書きたいと思います)


木星が太陽だったら地球はどうなっていた?


仮に木星の質量が80倍以上あって核融合反応が起きていたら地球はどうなっていたでしょうか?

恒星化した木星は、その引力により現在よりも太陽に近い軌道を描くようになります。

そうすると、太陽も木星の引力による影響で、木星のまわりを回るようになります。
こうして木星と太陽は、お互いのまわりをグルグルと回る 二連星 となる可能性が高いです。

そうなると、水星や金星は今の軌道からはじき飛ばされ、地球や火星とともに複雑な螺旋軌道を描くようになると想定されます。

もし、木星の軌道が今のままだったとしたら、どうなっていたと思いますか?

その場合木星は、太陽と地球の距離の4倍ほど遠いので、あまり影響はなかったと想定されます。


木星のもうひとつの特徴として 大赤斑 がありますが、これについては次回書きたいと思います。

でわでわ ( ´Д`)ノ~

スポンサードリンク



タグ:木星
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/3740740
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
最新テクノロジー情報
最新記事
カテゴリアーカイブ
タグクラウド
プロフィール
もんじさんの画像
もんじ
前職はシステム開発の仕事でプロジェクトリーダーをやっていました。そこで疲れ果て、精神を病み、退職へ。今は前職で培った技術を元に、独立に向けて勉強中の身です。
運営者情報
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。