2020年06月04日
舗装の補修材について
舗装の補修材に「常温合材」という物があります。
ホームセンターにも売っている、あれです。
これ、名前の通り常温の合材です。
通常の工事に使われるアスファルト合材はプラント出荷時、160℃前後と非常に高温です。
高温を保ったまま施工し、一般車両解放時には50℃以下にしています。
そう、冷めると硬化します。
それに対し、常温合材は常温でも柔らかく、敷均しできる状態です。
では、どうすれば固まるのか?
か・た・ま・り・ま・せ・ん!
なんと、常温合材は固まりません。
というか、硬化をしません。
転圧すると、常温合材は締まって固くはなります。
ですが硬化はしない為、外力を与えると簡単にばらけてしまいます。
ではどのような状態で使用する材料なのか?
それは、周囲が拘束され、転圧と同様に上部からの圧力が生じる状態です。
たとえば道路にピンホール(小さな穴)が生じたとき。
ピンホールに埋められた常温合材は車が通るたびに上部からギュッと締め固められ、周囲は既設舗装に拘束されているので崩れる事もありません。
このような場所に使われる材料なので、例えば段差補修などには不向きの材料と言えます。
段差補修を行うのであれば、通常の高温な合材になりますが「細粒度合材」があります。
舗装に使われる合材の種類は密粒度と呼ばれ、小さい骨材のタイプでも最大骨材は13mmあります。
細粒度はアスモル(アスファルトモルタル)とも呼ばれ、モルタルの様に骨材が細かいアスファルト合材です。
そのため、薄い盛り付けや段差の摺り付けに適しています。
このような補修をする際は、既設舗装をバーナーで熱し、乳剤を塗布してから施工します。
ちょっとDIYの範疇では出来ませんね。
あなたの家が雑誌のような空間に。リノベーションならLOHASstudio
小さな段差補修の場合。
1cm程度の段差を摺り付けたい場合は、専用の段差摺り付け補修材があります。
樹脂モルタルで、硬化が速く、接着性も良くて非常に堅固です。
ただし、非常に高価です。
コンクリート補修用もあります。
道路走行中、タイヤの通るあたりに、ひし形や逆三角形に黒くなった部分や、マンホールの周囲が丸く黒くなっている部分を見かけませんか?
これは、舗装の打ち継ぎやマンホール蓋の小さな段差により、振動や騒音が発生するために補修した跡です。
これもやはりDIYとは無縁ですね。
ホームセンターにも売っている、あれです。
価格:1,613円 |
これ、名前の通り常温の合材です。
通常の工事に使われるアスファルト合材はプラント出荷時、160℃前後と非常に高温です。
高温を保ったまま施工し、一般車両解放時には50℃以下にしています。
そう、冷めると硬化します。
それに対し、常温合材は常温でも柔らかく、敷均しできる状態です。
では、どうすれば固まるのか?
か・た・ま・り・ま・せ・ん!
なんと、常温合材は固まりません。
というか、硬化をしません。
転圧すると、常温合材は締まって固くはなります。
ですが硬化はしない為、外力を与えると簡単にばらけてしまいます。
ではどのような状態で使用する材料なのか?
それは、周囲が拘束され、転圧と同様に上部からの圧力が生じる状態です。
たとえば道路にピンホール(小さな穴)が生じたとき。
ピンホールに埋められた常温合材は車が通るたびに上部からギュッと締め固められ、周囲は既設舗装に拘束されているので崩れる事もありません。
このような場所に使われる材料なので、例えば段差補修などには不向きの材料と言えます。
段差補修を行うのであれば、通常の高温な合材になりますが「細粒度合材」があります。
舗装に使われる合材の種類は密粒度と呼ばれ、小さい骨材のタイプでも最大骨材は13mmあります。
細粒度はアスモル(アスファルトモルタル)とも呼ばれ、モルタルの様に骨材が細かいアスファルト合材です。
そのため、薄い盛り付けや段差の摺り付けに適しています。
このような補修をする際は、既設舗装をバーナーで熱し、乳剤を塗布してから施工します。
ちょっとDIYの範疇では出来ませんね。
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小さな段差補修の場合。
1cm程度の段差を摺り付けたい場合は、専用の段差摺り付け補修材があります。
樹脂モルタルで、硬化が速く、接着性も良くて非常に堅固です。
ただし、非常に高価です。
コンクリート補修用もあります。
シントー シントー SPダンフリー(アスファルト用)11kgセット 4315601 1台 価格:10,951円 |
道路走行中、タイヤの通るあたりに、ひし形や逆三角形に黒くなった部分や、マンホールの周囲が丸く黒くなっている部分を見かけませんか?
これは、舗装の打ち継ぎやマンホール蓋の小さな段差により、振動や騒音が発生するために補修した跡です。
これもやはりDIYとは無縁ですね。
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