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お節介オヤジ
サラリーマン生活で一番長い業界はコンビニ。そのコンビニで商品仕入れ、開発、マーケティングなどを務めてきましたが、コンビニ退職後は、デジタルサイネージの業界にその後は…映像関係の事は多少は知識があると思っています。
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2018年05月21日

「万引き家族」って何と思っていたらカンヌ映画祭でパルムドール受賞



先日も近所の映画館に公開前の映画はどんなものがあるか立ち寄った所、一番気になったタイトルは「万引き家族」なんだとフライヤーを見てもいま一つピンとこなかったので気にしていた作品の一つではあったのですが、世界三大映画祭のひとつカンヌ映画祭でパルムドール受賞というニュース。これは気になるどころか見たい作品のひとつになりました。

IMG_0856.jpg



是枝監督『万引き家族』に圧倒された!ケイト・ブランシェット審査員長が明かすパルムドールの理由

シネマトゥデイ 2018年5月20日 9時11分 配信記事より引用
現地時間19日、第71回カンヌ国際映画祭で授賞式後に審査員会見が行われ、審査員長を務めたケイト・ブランシェットが、是枝裕和監督作『万引き家族』に最高賞パルムドールを授与した理由を説明した。

『万引き家族』は、さまざまな家族の形を描き続けてきた是枝監督が、この10年間考え続けてきたことを全部込めたと語る渾身の一作。犯罪でしかつながれなかったある家族の姿から“本当の絆”とは何かを問う人間ドラマで、リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、樹木希林らが出演している。日本映画のパルムドール受賞は、1997年の今村昌平監督作『うなぎ』以来、実に21年ぶりの快挙となる。

ケイトはパルムドールの基準について「並外れた演技に演出、そして撮影といった映画の全ての要素が一つになっていなくてはいけない」と切り出すと、優れた作品ばかりのコンペ作品21作から1作を選ぶのはとても難しい作業だったとコメント。それでも最後には『万引き家族』に惹かれたといい、「わたしたちは皆、どれだけ俳優たちの演技と監督のビジョンが『万引き家族』においてかみ合っているかということに、完全に圧倒されたんだと思います。並外れた映画です」と是枝監督たちの手腕を称賛した。


『万引き家族』カンヌでパルムドール受賞、リリーや安藤サクラが喜び語る



CINRA.NET 2018/05/20 配信記事より引用

審査員は称賛。「とにかく恋に落ちてしまった」
審査員長を務めたケイト・ブランシェットは以下のコメント。

この作品は演技、監督、撮影、など総合的に素晴らしかった。選ぶにあたって気に入っていた作品を落とさないといけないのはつらかったし、難しかったけど最終的に私たちは意見が合致した。『万引き家族』はとにかく素晴らしかった。
映画『ブレード・ランナー2049』『メッセージ』などで知られるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。

この作品は私たちに深い感動を与えてくれました。とにかく恋に落ちてしまった。上品で素晴らしくとても深い。魂をわし掴みにされた。


『万引き家族』キャストのコメント到着。リリー・フランキー「監督、めちゃくちゃカッコいいです!」


6月8日から日本公開される『万引き家族』は、東京の下町を舞台に「万引き」で生計を立てる一家を描く物語。ある日、団地の廊下で震えていたじゅりを治が家に連れて帰り、娘として育てることを決意するが、ある事件をきっかけに家族が引き裂かれ、それぞれが抱えていた秘密や願いが明らかになっていく、というあらすじだ。劇伴音楽は細野晴臣が担当した。キャストにはリリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、池松壮亮、樹木希林らが名を連ねている。

『そして父になる』『海街diary』『海よりもまだ深く』にこれまで出演し、是枝作品の常連となったリリー・フランキー。『万引き家族』では日雇い労働者の治役を演じたリリーは、以下のように祝福。

リリー・フランキーのコメント
監督、本当に本当におめでとうございます!
獲ると信じていましたが、現実になると驚きと感動でじんましんが出ました(実話)。
監督、めちゃくちゃカッコいいです!
2018年後期のNHK連続テレビ小説『まんぷく』でヒロインを演じることが決まっている安藤サクラ。初の是枝監督作『万引き家族』ではリリー演じる治の妻・信代役を演じた。


安藤サクラのコメント
やったー!本当におめでとうございます!!
こんな特別な瞬間を共有できること、こころから嬉しく思います!
万歳!
信代の妹・亜紀役を演じた松岡茉優。松岡の出演作を観てきた是枝監督は、当初想定していたキャラクターの設定も含め、松岡にあわせて脚本を書き直したというエピソードもある。

松岡茉優のコメント
あの家族はいたのだと肯定してもらったようで嬉しいです。
思い出をいつまでも愛しています。
『歩いても 歩いても』『奇跡』『そして父になる』『海街diary』『海よりもまだ深く』などに出演し、是枝監督作品の「顔」とも言える樹木希林。

樹木希林のコメント
往きの飛行機の避雷針が雷を受けました。
異様な響きと共に私の座席の天井が破け、酸素マスクや破片やゴミや、バラバラッと落ちて来ました。
「是枝さんもうくす玉が割れちゃったから賞はおしまい」――の筈がめでたいことです。
治の息子・祥太を演じた11歳の城桧吏。

城桧吏のコメント
是枝監督、関係者のみなさま
「パルムドール」受賞、本当におめでとうございます!
「万引き家族」という作品に出演できて、改めてとても嬉しい気持ちです。
監督と家族6人でカンヌへ行けて、一生の思い出になりました。
本当にありがとうございました。

治に拾われてきた子・じゅり役を演じた6歳の佐々木みゆ。
佐々木みゆのコメント
やったーーー!!!!!!!!
かんとくおめでとうございます!
みんなでさつえいがんばったから 、とってもうれしいです。はやくかぞくのみんなにあいたいです!


是枝裕和監督が語る『万引き家族』

授賞式後に現地で行なわれた公式会見に臨んだ是枝裕和監督。『万引き家族』だけでなく、これまでの是枝作品についての質問が続いた。

『万引き家族』について、「家族」というテーマは普遍的だが、家族の関わり合いを日本的な観点、個人的にどのように考えているかという質問には以下のように回答。

あまり家族を描くときにどうすると日本的か日本的じゃないかということを考えては作りません。ただ、今の日本の社会の中で、隅に追いやられている、本当であれば見過ごしてしまうかもしれない家族の姿をどう可視化するかということは考えます。それは『誰も知らない』の時もそうでしたし、今回もそうでした。僕が子供の時に住んでいた家は、あの家と同じように平屋で狭くて、僕は自分の部屋がなかったので、押し入れの中に宝物と教科書を持ち込んで自分の部屋にしていた記憶があるので、その押し入れから大人の世界を見るということは自分の実体験としてあります。万引きをしていた訳ではありません。(笑)


なぜ『万引き家族』の物語、家族像を作ったのか、そしてそれがなぜ監督にとって重要なのかについては、

どうして描こうと思ったかというのを後付けで語ると、監督はだいたい嘘をつくのでそんなに本当の事を話さないと思いますけど。一つは『そして父になる』は、「家族は時間なのか血なのか」という事を問いながら作った映画だったんですけど、その先に、産まないと親になれないのだろうかという問いを立ててみようと思いました。今回の物語の中心にいるのは、自分の子供ではない子供を育てながら父親に、母親になりたいと思う、そういう人たちの話をやろうと思ったのが最初でした。彼らをどういう状況に置こうかというのを考えたときに、ここ数年日本で起きているいくつかの家族をめぐる出来事を、新聞とかニュースで目にした時、経済的にかなり追い込まれた状況で、万引きとか年金を不正に受給することでかろうじて生活を成り立たせている家族というものの中に、そういうテーマ、モチーフを持ち込んでみようかなと思ったのが今回の映画になりました。
子供を被写体にした撮影と演技指導について。

子どもはいつもオーディションでいつもいろんな子たちに会って、その年代の特徴を掴みながら、自分が撮りたいと思う子供を残していきます。台本はいつも渡さないので、現場に入って僕が口伝えで台詞を伝えたり、時には役者に演出の一部を担ってもらいながら子供からどういう感情、表情を引き出すかという事を手伝ってもらいながら撮影現場で全部作っていくというやり方をします。なので、彼らは予習もしてこないし、宿題もないので、毎日笑顔で撮影現場にやってくる、そういう環境を目指しています。
今後も『三度目の殺人』のように、異なるジャンルの作品に挑戦していくのかという質問に対しては、

今回の作品のカンヌでの認知と受賞によって、「家族」ドラマの作家だという風な捉え方がまたますます強くなってしまうかもしれませんけど、自分ではそうは思っていないので様々なジャンルにチャレンジできればなと思っています。自分が年齢を重ねていって変化していくと、色んな家族の形、見えてくる家族の形というのも変わってくるので、決して同じことを繰り返していくのではなくて、60代、70代になった時にまた違う「家族」のドラマが出来るのではないかなと思っています。


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「万引き家族」

高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀の4人が転がり込んで暮らしている。彼らの目当ては、この家族の持ち主である初枝の年金だ。足りない生活費は、万引きで賄っていた。社会という海の底を這うような家族だが、なぜかいつも笑いが絶えず、互いに口は悪いが仲良く暮らしていた。
冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子を、見かけた治が家に連れて帰る。体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、信代は娘として育てることにする。
だが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく。

2018.06.8 全国公開

「万引き家族」公開前に是枝監督作品をみるならU-NEXT

三度目の殺人


2017年 | 540円のレンタル費用がかかります。U-NEXTポイント利用可能です。
福山雅治、役所公司、広瀬すずの豪華共演で描く心理サスペンス
見どころ
家族ドラマを手掛けることが多かった是枝裕和監督。だが、今作では一転、血も凍るような惨殺シーンなども織り込まれた、法廷を舞台にした濃厚なドラマを描いている。
ストーリー
解雇された工場の社長を殺し、火をつけた容疑で起訴された三隅。犯行も自供、殺人の前科もあった三隅の死刑はほぼ確実。弁護を担当することになった重盛は、無期懲役に持ち込むため調査を始めるが、調査を進めるにつれ、重盛の中に違和感が生まれていく。
2019年3月6日 23:59まで配信 コピーライトマーク2017 フジテレビジョン アミューズ ギャガ

そして父になる

2013年 | 432円のレンタル費用がかかります。U-NEXTポイント利用可能です。
乳児の取り違いを6年後に知らされた二組の親子。その絆や葛藤を描くヒューマンドラマ
見どころ
「誰も知らない」など人間ドラマの名手・是枝裕和監督が、乳児取り違いを題材に「家族とは何か?」を描く。福山雅治が血のつながりか築いた絆かで葛藤する父親を熱演。
ストーリー
大手建設会社に勤務するエリート会社員・野々宮良多は、仕事も家庭も順調で、何不自由ない幸せな生活を送っていた。そんなある日、病院から連絡が入り、良多は6年間愛情をかけて育てた息子・慶多が、赤ん坊の時に取り違えられた他人の子だと告げられる。
ここがポイント!
第66回カンヌ国際映画祭でコンペティション部門審査員賞を受賞
2018年6月30日 23:59まで配信 コピーライトマーク2013「そして父になる」製作委員会

海よりもまだ深く

2016年 | 432円のレンタル費用がかかります。U-NEXTポイント利用可能です。
「海街diary」の是枝裕和監督、阿部寛主演によるユーモラスでほろ苦い家族ドラマ
見どころ
是枝作品には4度目の出演となる阿部寛が、ダメ人生を送る中年男を好演。主人公の母・淑子を見事な自然体で演じる樹木希林は流石の一言。元妻・響子役には真木よう子。
ストーリー
妻子に逃げられた作家崩れの探偵・良多は、元妻の響子に愛想を尽かされ、息子・真悟の養育費も払えずにいた。そんなある日、団地で独り気ままに暮らす良多の母・淑子の家に良多、響子、真悟が偶然集まるが、台風のため翌朝まで帰れなくなってしまう。
ここがポイント!
リアルで懐かしい団地の描写にも注目。主題歌「深呼吸」を歌うハナレグミは劇中音楽も担当。タイトルの「海よりもまだ深く」はテレサ・テンの「別れの予感」から取られた。
2018年6月30日 23:59まで配信 コピーライトマーク2016 フジテレビジョン バンダイビジュアル AOI Pro. ギャガ





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