2018年04月23日
劇場版『名探偵コナン』はお子様向けではない?
「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」そして「名探偵コナン」春休み、GWの映画として毎年公開されていますが、初めはお子様の付き添いで映画館についていった大人が今ではお子様より夢中になっているのでは?現在公開中の『名探偵コナン ゼロの執行人』は興行収入の記録を更新する勢いらしいです。これも大人が夢中になっているからなのでしょうかね?
映画ドラえもん1作から37作品全てハイビジョン放送
ダ・ヴィンチニュース 2018/4/21配信記事より引用
RealSound 2018.04.22 配信記事より引用
劇場版『名探偵コナン』の独占配信の競争が凄い!
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「素敵すぎて永久保存したい」コナン×安室透×福山雅治コラボイラストに大反響!
ダ・ヴィンチニュース 2018/4/21配信記事より引用
『週刊少年サンデー』21号(小学館)
2018年4月18日(水)発売の『週刊少年サンデー』21号では、『名探偵コナン』と福山雅治のコラボイラストが表紙に登場。特大サイズの付録ポスターや福山のロングインタビューも掲載され、「これは買い占めたくなる!」と話題になっている。
表紙のコラボイラストは、青山剛昌が描き下ろしたコナンと安室透、そして福山雅治のイラスト。福山は現在公開中の劇場版「名探偵コナン ゼロの執行人」の主題歌を担当しており、コラボイラストはデジタル配信中のシングル「零‐ZERO-」のジャケットにも使用されている。
イラストでは福山と安室がギターを持って背中合わせで演奏を楽しんでいる様子が描かれ、2人の足元にはマイクを持って頬を赤らめながら歌うコナンが。コラボイラストはB2サイズのポスターにもなっており、夢の共演にファンから「まさかこんなセッションが実現する日が来るなんて」「2次元の福山さんもカッコよすぎる!」と歓喜の声が続出している。
巻頭グラビア&ロングインタビューでは、福山が安室を意識したダークスーツを纏った姿をお披露目。福山は楽曲制作の裏話や安室への想い、映画のテーマにもなっている“正義”について熱く語った。
インタビューを読んだ読者からは、「こんなに安室さんのことを考えてくれたなんて…!」「福山さんのインタビューが素敵すぎて永久保存したい」「福山さんと『コナン』がいかにスゴいかよく分かる」と感動の声が上がった。
福山は今回の映画を「正義や正しさについて考えてみたくなる物語」と表現。安室への想いがつまった主題歌を聴きに、劇場まで足を運んでみては?
“子供向け”のレッテルを超越! ハリウッド超大作に匹敵する『名探偵コナン ゼロの執行人』の凄さ
RealSound 2018.04.22 配信記事より引用
つい4、5年前まではゴールデンウィーク興行の目玉であるにもかかわらず『名探偵コナン』を気にもかけていなかった筆者であるが、気が付けば公開を心待ちにするようになっていた。というのも“子供向け”というレッテルを超越した作品作りに踏み込んだクオリティの高さ、そしてそれが功を奏してシリーズの年々右肩上がりになっている興行成績を、とても無視できずにはいられないからだ。
昨年の『から紅の恋歌』は年間邦画興収で堂々No.1に輝いた。そして今年の『ゼロの執行人』も(今年から金曜日に封切られるようになった)、週末3日間で16億7,000万円を叩き出すという圧倒的な人気の高さを見せつけている。ヒットする映画がすべて優れていると一概には言えないけれど、22年目を迎えても衰えることなく人気を伸ばし、また3Dなどの特殊な上映形式で上乗せすることもなく興行記録を伸ばし続けているのは、純粋に作品自体が優れているということに他ならない。
さて、今回の『ゼロの執行人』は「東京サミット」が開かれるために埋立地に造成された「エッジ・オブ・オーシャン」という大型施設が登場するやいなや爆発するという、昨年ほど派手ではないにしろ、期待を裏切らないオープニングから始まる。そのニュース映像を観たコナンは、安室透の姿が映っていたことに気づき、その爆破に疑問を抱きはじめる。そんな中、爆破事件の被疑者として毛利小五郎が逮捕され、巧妙に仕掛けられた公安警察の陰謀であると感じたコナンは、安室と対立しながら事件の真相に迫っていくのだ。
今回のキーパーソンとなるのは安室透(もとい、降谷零)。一昨年の『純黒の悪夢』で映画初出演を果たした、わりと新しいキャラクターである彼は、いまだに敵なのか味方なのかわからない存在。公安警察であり、「黒の組織」に潜入し、探偵であり、毛利小五郎の弟子として喫茶店「ポアロ」で働いているというとにかく謎の多いキャラクターなのだ。
そんな安室のキャラクターの複雑さをさらに盛り立てるかのように、驚くほど複雑な物語が展開していく。安室が警察庁の公安部(正確に言えば公安部を統括する警備局警備企画課の人間だが)、その部下に当たる風見刑事は警視庁の公安部、そして東京地検の公安部も登場し、それぞれ異なる3つの「公安部」の人間を軸にした思惑や怨恨がからみ合っていく本作。さらに公安事件を専門に扱う謎の多い弁護士が登場したりと、もっぱら“謎解きミステリー”や“アクション”からかけ離れて“警察組織”の闇を模索するかのような、率直に言ってあまりにも硬質なドラマが繰り広げられていくわけだ。
下手に“子供向け”アニメの一本だと思って油断すると、完全に取り残される物語だけでなく、毛利小五郎の裁判に向けたやりとりも実に丁寧に描写される。昨年の秋に公開された是枝裕和監督の『三度目の殺人』でも描かれた「公判前整理手続き」という映画やテレビドラマの裁判劇でさえもなかなか描かないような地味な手続きが、まさか『名探偵コナン』で登場するとは考えもしなかった。
今年も興行記録を更新?
もっとも、メインプロットやIOTテロという地味な部分をすべてかき消すように、派手なアクションを織り込んでも決して浮いた印象を与えられることがないのは、このシリーズが長年かけて積み重ねてきたイメージによるものだろう。冒頭の「エッジ・オブ・オーシャン」の爆破に始まり、『ワイルド・スピード ICE BREAK』を彷彿とさせる車列の暴走、さらにモノレールの線路を激走していくカーアクションに、物理学的な違和感をぶっ飛ばして宇宙までも巻き込む壮大すぎるクライマックス。
ほとんど“何でもあり”に近いものをやるために、それ以外の部分を締めすぎるほど締めるという生真面目なスタンスが、どことなくここ数年のハリウッドの超大作映画と似通っていると感じられる。もはや完全に『名探偵コナン』は日本を代表する娯楽映画のスタンダードであると再認識させられただけに、今年も興行記録を更新することは間違いないのではないだろうか。
劇場版『名探偵コナン』の独占配信の競争が凄い!
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