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2020年09月28日
脳卒中とは?
脳卒中
『脳卒中(脳血管障害)』は、突然脳の血管に障害が起こる病気の総称です。 脳には4つの脳動脈があり、脳動脈は頭蓋内で細かく枝分かれして脳の隅々に行き渡り、脳細胞に酸素と栄養分を供給しています。 この動脈の一部が詰まったり、破れたりして、血液が運ばれなくなると、半身が痺れたり、手足が麻痺したり、言葉がしゃべれなくなったり、 呼吸が乱れたり、いろいろな症状が現れてきます。これを脳卒中といいます。 脳卒中は、1回の発作で亡くなったり、重い後遺症が残って寝たきりになることもある、非常に危険な病気です。 脳卒中は、脳の血管が詰まる「脳梗塞」 脳の中で脳の血管が破れる「脳出血」 脳動脈瘤が破裂して出血する「くも膜下出血」に分かれますが、 いずれも突然発症するのが特徴です。 このうち一番多いのが脳梗塞で約7割を占め、次いで多いのが脳出血で約2割、くも膜下出血は約1割です。 特に高血圧症、糖尿病、 脂質異常症の人は動脈硬化が進み、 脳卒中を起こしやすいので警戒が必要です。心房細動や 心臓弁膜症などの心疾患がある場合も、 心原性脳塞栓症を起こしやすいので注意しましょう。
詳細は⇒『脳卒中』