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2020年09月15日
高血圧症とは?
■高血圧症とは?
高齢社会の到来と共に増加の一途をたどり問題視されているのが『高血圧症』です。
一般に、血圧は「加齢」とともに高くなります。
老化などで血管が弾力を失い、沈着物によって血管壁が細くなると、血流が悪化して血管にかかる圧力が高まり、血圧が上昇してきます。
そこへ、「遺伝的要因」や「肥満」、
さらに「
塩分の摂りすぎ、
ストレス、
運動不足、
喫煙、
過度の飲酒」などの「生活習慣」が加わると、高血圧症になります。
私たちの体内では、ポンプの役割を担う心臓が収縮するたびに、「動脈」と呼ばれる血管を通して新鮮な血液が全身へと送り出されています。
そうして血液を送り出した後、今度は心臓が拡張し、静脈を介して全身から血液が心臓へと集まるのです。
血圧というのはこのようにして心臓から送り出された血液が血管壁に与える圧力のことを指します。
そして、高血圧症とは、この圧力が正常範囲よりも高い状態のことをいいます。
高血圧症になっても、通常すぐには自覚症状がない場合が多いですが、
長期間血圧が高い状態が続くと、血管に負担がかかり、各組織でトラブルを引き起こします。
心臓は過重労働に対応するために心筋を増やして心肥大になり、血管、特に動脈の壁は厚くなってきます。
同時に動脈の内壁に血液成分やコレステロールが多く入り込んで、
いわゆる動脈硬化が進行します。
この動脈硬化は全身に起こって血液の流れを悪くしますが、
特に多くの血液を必要とする心臓と脳、それに腎臓に深刻な病気を引き起こします。
詳細は⇒ 『高血圧症』