2020年09月16日
高血糖症(糖尿病)とは?
高血糖症(糖尿病)
『高血糖症(糖尿病)』は、血液に含まれるブドウ糖(血糖)の量が慢性的に多い状態です。
ブドウ糖は、
炭水化物を摂ることによって体内に取り込まれ、形を変えて肝臓や筋肉、脂肪組織などに蓄えられます。
身体を動かすときには、ブドウ糖が血液によって全身に運ばれ、筋肉などでエネルギー源として使われます。
肝臓や筋肉、脂肪組織がブドウ糖を蓄えておくためには、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンの働きが欠かせません。
インスリンの分泌量が減少したり、そのインスリンの働きが低下したりすると、肝臓や筋肉、脂肪組織はブドウ糖をうまく取り込めなくなります。
その結果、ブドウ糖が血液中に過剰に増えて、高血糖が起こります。
血液中のブドウ糖が多いと、全身の血管に負担がかかり、障害されていきます。
その結果、
「糖尿病網膜症」
「糖尿病腎症」
「糖尿病神経障害」が起こったり、血管が硬く厚くなる
「動脈硬化」が進行して
「脳梗塞」や
「心筋梗塞」などを引き起こしやすくなったりします。
日本では、戦後、糖尿病の患者数が増加を続けており、特に近年、急増しています。
この増加には、日本人には高血糖症(糖尿病)になりやすい体質を持つ人が多いことや、生活習慣の変化が関わっていると考えられます。
自分が高血糖症(糖尿病)になりやすいかどうか知っておきましょう。
詳細は⇒ 『高血糖症(糖尿病)』
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