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高坂圭
フリーランスの放送作家・脚本家、コピーライター として活動し、33年目を迎えました。 最近は、物語プランナーとして、ストーリーの力で ビジネスをアップするクリエイターとしても活動しています。
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2024年02月24日

真っ当なエッセイ  「ヘイケイ日記」 花房観音


性を描く作家が好きだ。

直球で「生きること」を書いている

人が多いからだ。

彼女もそのひとりで、僕は

ほとんどの作品を読ませてもらってる。



本作は、そんな花房さんが50代を前に

した女性の本音を余すことなく

描いたエッセイだ。

彼女のしごく真っ当な意見に、共感すると

ともに、根っこにある真面目さがうかがわれ、

何度も拍手した。



裏カバーのコピーがこの本の内容を

わかりやすく伝えているので、引くことにします。



40代。溢れ出る汗、乱れる呼吸、得体の

知れない苛立ち……。

心身の異変を飼いならしながら、それでも

女を生きていく。

いくつになろうが女たるもの、問題色々煩悩色々。

綺麗な50代をなぜ目指さないといけないのか、

死ぬまでにあと何回「する」のか、

グレイヘアを受け入れられるか。

更年期真っ盛りの著者が怒りと笑いに満ちた

日々を綴る「女の本音」エッセイ





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2023カンヌ・パルムドール 「落下の解剖学」



映画館ではいつも後列の右通路側に

座る。

けれど、我が街北九州には

珍しく大入りで、やむなく

前から三列目で鑑賞。

これが大正解。



アップを多用する映像は近くで見ると

迫力があり、スクリーンに覆いかぶされ

そうになり、2時間34分、一度も飽きる

ことなく見入ってしまった。



真実は何か、妻は夫を殺したのか、否か、

子どもの証言はほんとなのか、

裁判の様子、妻のほうが社会的地位も高い

今どきの夫婦ケンカなど、どのシーンも

リアリティに満ちて、迫ってくる。

ミステリーとしてはツッコミどころは

あるが、僕はあまり気にならなかった。



主演のサンドラ・フラーの演技が

ほんとに素晴らしい。







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