2023年05月18日
老後の楽しみが増えた! 「歴史とは靴である」 磯田道史
いやー、面白かった。
鎌倉の高校生に磯田先生が
行った特別講義録だけど、
心に残る言葉がいっぱい。
たとえば……
「歴史的にものを考えると、前より安全に
世の中が歩けます。歴史はむしろ実用品で
あって、靴に近いものではないか」
「自分の思いこみでなく、自分が前に思って
いたのと全然違う情報を大事にするというのが、
じつは世の中で生きていくうえで肝心です」
「歴史とは、けっきょく、他者理解です。
なるべく自分から離れて異時空を生きた人びとの
了見をも理解しようとしたほうが、情報が多くなり、
客観性が増し、歴史認識が深まります」
「教養とは、ムダの積み重ね。年季の入ったムダ
といってもいい。一回覚えて忘れた状態を
教養という、最初から触れたことがない人間とでは
雲泥の違い」
大学の図書館の本を読破し、読むものがなくなった
という理由で慶応に入りなおした著者は、
抱いた疑問のためには徹底的に勉強するという。
その一例が、国家というものを知るために、
大学の時に各国の教科書を読んだ。
こういうの、いいなー。
僕も老後は、先生に学び、自分が面白いと
思ったことを、もっと楽しんで勉強しよう!
鎌倉の高校生に磯田先生が
行った特別講義録だけど、
心に残る言葉がいっぱい。
たとえば……
「歴史的にものを考えると、前より安全に
世の中が歩けます。歴史はむしろ実用品で
あって、靴に近いものではないか」
「自分の思いこみでなく、自分が前に思って
いたのと全然違う情報を大事にするというのが、
じつは世の中で生きていくうえで肝心です」
「歴史とは、けっきょく、他者理解です。
なるべく自分から離れて異時空を生きた人びとの
了見をも理解しようとしたほうが、情報が多くなり、
客観性が増し、歴史認識が深まります」
「教養とは、ムダの積み重ね。年季の入ったムダ
といってもいい。一回覚えて忘れた状態を
教養という、最初から触れたことがない人間とでは
雲泥の違い」
大学の図書館の本を読破し、読むものがなくなった
という理由で慶応に入りなおした著者は、
抱いた疑問のためには徹底的に勉強するという。
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僕も老後は、先生に学び、自分が面白いと
思ったことを、もっと楽しんで勉強しよう!
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