アフィリエイト広告を利用しています
ファン
検索
<< 2024年04月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
高坂圭さんの画像
高坂圭
フリーランスの放送作家・脚本家、コピーライター として活動し、33年目を迎えました。 最近は、物語プランナーとして、ストーリーの力で ビジネスをアップするクリエイターとしても活動しています。
プロフィール

広告

posted by fanblog

2023年05月18日

大拍手! 「圏外編集者」 都築響一

独居老人、都会に住むごくフツーの

若者の部屋、珍スポット、スナック、

路傍の詩人と、著者の作る本に

いつも魅了されてきた。



そんな都築さんのモノづくりとは何かに

ついて書かれた本だ。

もう逐一、ごもっとも、と深くうなずき、

僕が日頃考えていることを、的確に

明確に書いてくれてるので、嬉しいを

通り越して涙さえ。

がんがんひきます。



「来年で60歳になる。

体力と収入は低下するいっぽう。

でも、いい。

毎月の振り込みより、毎日のドキドキの

ほうが大切だから」



ポパイ、ブルータスと超メジャーな編集を

やってきた著書がいま、思うことは



「いま現場にいる20〜30代の編集者や

出版関係者は、自分がとてつもなく

重要な転換点に立ち会っていることを自覚

すべきだ。

ほとんどの出版社にとってはまだ、

紙の本を作って、それを電子書籍化することが

新しい挑戦という程度だろうが、

もう一歩先の段階がきっとやってくる。

それもまもなく。

本はクラウド化する時代が必ずくる。

一冊ずつ本を買わなくても、月額使用料を支払えば

読み放題のような」



さらに、昔ながらのメジャー信仰にうつつを

抜かしてるのは、かっこ悪い。

昔はちゃんと出版社から出すしか、作家が

生きる道はなかった。

けれど今は違う。

なにがプロでなにがアマチュアなのか。

その境界線はどんどんあいまいになっていく。

だけど、という著者の答えは。



「そういう時代にあっても、プロはアマチュアの

できないことをやらなきゃいけない。でも

僕は自分がアマチュアにできないことができるのか、

正直いってわからない。自信もない。

いまできるのは、アマチュアにできないこと

ではなく、アマチュアでできない量しかない。

ほんとうの、それだけだ」



都築さんはその延長上で有料WEBマガジンを

展開している。

メジャーの出版社で本を出すことはすごいこと

だけど、コミュケや、最近流行のZINEで

手作りの世界を展開している作家たちの

ほうが自由で楽しんでるという。



僕も長年、編集の仕事をやってきたけれど

著者と同じように、WEBマガジンを

やってる。

都築さんのように有料にする自信は

ないけど、自由っていうのが何よりいいよねー。

蛇足ながらこれは、僕らがやってるWEBマガジン。

ここほれ! – 福岡を拠点に「面白い!」と思ったことを深掘りしていく
ウェブマガジン & コミュニティサイト
writing-pro.net


圏外編集者 (ちくま文庫 つー9-10) [ 都築 響一 ]

価格:924円
(2023/5/18 12:29時点)
感想(0件)





この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11990480
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。