2023年05月18日
一気読み 「藻屑蟹」 赤松利市
「ボタ子」で衝撃を受けてから
赤松さんの本はすべて揃えて
いる最中だが、少しバタバタ
していたので、やっと2冊目。
物事には表があれば裏がある。
光があれば影もある。
小説は裏や影の部分を炙り出せば
出すほど面白い。
この作品はまさしく。
テーマが「震災」「原発」となれば
さらに影が濃くなる。
除染作業員がどんな日々を送っているのか、
原発避難民たちの愚かな暮しぶりとは。
彼らを食い物にする詐欺師たちの手口とは。
一番裏に潜む悪い奴は。
フィクションなはずなのに、まるで事実の
ように感じさせる筆力にため息。
金に翻弄され己の欲の深さに呆れ、哀しみ、
揺れ惑う主人公の姿がリアルで痛い。
人間なんて一皮むけばこんなもん、
でもだからこそ、愛おしい。
作家の修羅場を潜り抜けてきたであろう、
人間描写が深い。
赤松さんの本はすべて揃えて
いる最中だが、少しバタバタ
していたので、やっと2冊目。
物事には表があれば裏がある。
光があれば影もある。
小説は裏や影の部分を炙り出せば
出すほど面白い。
この作品はまさしく。
テーマが「震災」「原発」となれば
さらに影が濃くなる。
除染作業員がどんな日々を送っているのか、
原発避難民たちの愚かな暮しぶりとは。
彼らを食い物にする詐欺師たちの手口とは。
一番裏に潜む悪い奴は。
フィクションなはずなのに、まるで事実の
ように感じさせる筆力にため息。
金に翻弄され己の欲の深さに呆れ、哀しみ、
揺れ惑う主人公の姿がリアルで痛い。
人間なんて一皮むけばこんなもん、
でもだからこそ、愛おしい。
作家の修羅場を潜り抜けてきたであろう、
人間描写が深い。
価格:704円 |
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