2023年05月16日
嘆きの書 「エンタメ小説家の失敗学」 平山瑞穂
帯のコピー、
―間違い続けた小説家の総決算!
すべての”作家志望”に捧げる
崖っぷちの告白
日本ファンタジーノベル大賞作家の
壁・罠・恐怖・絶望ー
に魅かれ読み始めたが、著者が正直に自分の
失敗を語り分析する姿勢に共感し
一気読み。
18年にわたって29冊の作品を
大手出版社から出してきた著者は
まぎれもない中堅作家だ。
十万部を超え、作品は映画化も
されたことがある。
だからこそ書き続けられたわけだが、
ほとんどの作品は初版止まりで、
最近は依頼が減り、ライターで
糊口をしのいでいる。
なぜ自分は売れないのか、どこが
間違いだったのかを、平山さんは
自分の著者を例に冷静に分析し、自省していく。
ときには理不尽な編集者、出版社に
矢を投げる。
この本は小説志望者だけではなく、
サービス業などの仕事をやっている人にも
役立つと思う。
多くの人の共感を得るためには何が必要なのか、
著者は深い苦みを噛みしめながら、その答えを
ロジカルに語ってくれる。
その内容とは……。
ぜひ本書を読んでみてください。
内容の代わりに、各章を紹介しておきまーす。
第1章:入口をまちがえてはならない
第2章:功を焦ってはならない
コラム:逃げる編集者たち
第3章:作品の設計を怠ってはならない
第4章:編集者に過度に迎合してはならない
第5章:「編集者受け」を盲信してはならない
コラム:配慮と我執のあいだ
第6章:オチのない物語にしてはならない
第7章:共感≠ニいうクセモノを侮ってはならない
コラム:文芸出版業界の奇妙な慣行
―間違い続けた小説家の総決算!
すべての”作家志望”に捧げる
崖っぷちの告白
日本ファンタジーノベル大賞作家の
壁・罠・恐怖・絶望ー
に魅かれ読み始めたが、著者が正直に自分の
失敗を語り分析する姿勢に共感し
一気読み。
18年にわたって29冊の作品を
大手出版社から出してきた著者は
まぎれもない中堅作家だ。
十万部を超え、作品は映画化も
されたことがある。
だからこそ書き続けられたわけだが、
ほとんどの作品は初版止まりで、
最近は依頼が減り、ライターで
糊口をしのいでいる。
なぜ自分は売れないのか、どこが
間違いだったのかを、平山さんは
自分の著者を例に冷静に分析し、自省していく。
ときには理不尽な編集者、出版社に
矢を投げる。
この本は小説志望者だけではなく、
サービス業などの仕事をやっている人にも
役立つと思う。
多くの人の共感を得るためには何が必要なのか、
著者は深い苦みを噛みしめながら、その答えを
ロジカルに語ってくれる。
その内容とは……。
ぜひ本書を読んでみてください。
内容の代わりに、各章を紹介しておきまーす。
第1章:入口をまちがえてはならない
第2章:功を焦ってはならない
コラム:逃げる編集者たち
第3章:作品の設計を怠ってはならない
第4章:編集者に過度に迎合してはならない
第5章:「編集者受け」を盲信してはならない
コラム:配慮と我執のあいだ
第6章:オチのない物語にしてはならない
第7章:共感≠ニいうクセモノを侮ってはならない
コラム:文芸出版業界の奇妙な慣行
エンタメ小説家の失敗学 「売れなければ終わり」の修羅の道 (光文社新書) [ 平山瑞穂 ] 価格:968円 |
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