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高坂圭
フリーランスの放送作家・脚本家、コピーライター として活動し、33年目を迎えました。 最近は、物語プランナーとして、ストーリーの力で ビジネスをアップするクリエイターとしても活動しています。
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2023年07月18日

やっぱりこの二人の画家の話は面白い! 「リボルバー」 原田マハ


アートミステリーを書かせたら
今、日本で一番の著者が
ゴッホとゴーギャンをテーマに
したんだから、面白いに決まってます。

しかもゴッホの自殺に使われたという
拳銃、リボルバーを巡っての物語なんて
よく考えるよね。
ストーリーテラーの魅力はもちろんだが、
彼女の小説の楽しみのもうひとつは、美術史や
画家のエピソードをわかりやすく教えてくれるところ。

今回心に残ったのは、やはり芸術家二人の言葉。
ゴッホと二ヶ月間一緒に暮らした後のゴーギャンは記す。
「我がゴッホは驚くべき進化を遂げた。
まるで自分の素質を完全に見抜いたかのように、
そこから太陽の光に溢れた、あの太陽また太陽の
作品が生まれていった」

ゴッホがゴーギャンに送った手紙より
「−親愛なる我が師、あなたを知り、
あなたに迷惑をかけてからというもの、
悪い状態ではなく、良い精神状態のときに
死にたいと思うようになりました」

短い共同生活だったけど、
やっぱり天才は天才を知ってたんですね。

小説はさらに驚きのゴーギャンの孫と拳銃を
巡る話になっていくのだが、それは
読んでからのお楽しみということで。
幻冬舎文庫、新刊。絶賛発売中です。




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