2018年10月06日
どこかで見た?スバルサンバーの顔をした低速電動バスは元技術者の作
このようなニュースを見つけました。
沼津市はJR沼津駅と観光客でにぎわう沼津港を結ぶルートで、小型の低速電動バスを運行する社会実験を10月6日から約1カ月間実施する。
引用元:低速電動バスを試験運行 沼津駅―港間で10月6日から
その記事の写真で目にした小型の低速電動バスの顔がどこかで見たような・・・・?ああっ!!
このボディの四角いフォルムもそうですが、ヘッドライトは間違いなくスバルサンバーの流用でしょうね。
調べて見た所、この低速電動バスは本社が群馬県桐生市にある株式会社シンクトゥギャザーが中心になって開発した『eCOM-8』というバスなんだそうです。
その株式会社シンクトゥギャザーの社長が元スバルの技術者で『レオーネ』や『レガシィ』などの車体の開発者の一人なんだそうで納得です。
【EVEX14】元スバルの技術者がつくった8輪車EVバス、時速19kmで走行 - e燃費
サンバーのから流用されたパーツがどれくらいあるのかは分かりませんが、パッと見たところ最終型のゴン太サンバーのステアリングも使用されているようです。
この動画でハンドル周りが分かります↓↓
eCOM-8は8輪車で6輪操舵で狭い場所でもスムースに曲がれるようになっています。
最高速度は19キロで定員は10名で普通免許で運転が出来、ゆっくりと景色などを楽しむ観光や日常の移動手段として活躍が始まっているそうです。
実際に群馬県桐生市や群馬県みなかみ町の谷川岳一ノ倉沢などに加えて海外のマレーシアでも3台が走行しているそうです。
最近は高齢者の事故が多くなり、テレビやネットのニュースでも多く目にすることが増えました。
そのたびに免許の返納や自動運転車の話も出ますが、自動運転の実用化にはまだ時間が掛かりそうです。
そのためにeCOM-8のようなコミュニティビークルの需要は高くなると予想できますので、サンバーの目をした小さなバスが身近な存在になりそうですね。
動画をよく見たらテールランプがサンバーバンの物のようですね。
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