ねこ喫茶「ケイシー」自宅部

今日の夕方のこと、「誰だ、誰だ、誰だ〜〜」と、またガッチャマンのテーマ曲がワイの口から出てしまった。どの猫かは知らないが、またワイの寝る布団の枕のすぐ上辺りに、結構な量のゲロを吐いてくれた。すぐに箒とチリトリで掃除したけれど、これはまた「オダヅ食い」した猫のせいに決まっている。

オダヅ食いとは当県の方言で、調子の乗って、いつも以上にガツガツと無制限に食べてしまうことで、ワシも小学生の頃、おばあちゃんの実家に農作業の手伝いに行って、晩ご飯で「はっとう（すいとん）」を、好きでもないのに調子に乗って、囲炉裏ばたでおかわりを連発し合計９杯くらい食べてしまったら、この時初めて食べ過ぎのせいで、土間から外へ走って行って外で全部吐いている。

このおばあちゃんの実家の白黒テレビで、小学校に上がる前に観た、「ウルトラQ」の怪獣「ゴロー」のシーンが忘れられない。ロープウェイの鉄塔のそばで、確かゴリラが巨大化したのがゴローで、絞った牛乳を詰めたミルクタンクを手に持ち、ごくごくとうまそうに口から垂らしながら飲み干すのだった。おばあちゃんちの実家では乳牛を一頭飼っていたので、余計にインパクトが強かったのかも。

ウルトラマンシリーズは、いつもウルトラ警備隊が大して役に立ず、いつも全部ウルトラマンに丸投げ状態の他力本願の組織で、子供ながら冷めて観ていたが、シリーズ筆頭の「ウルトラQ」は不気味さが好きだったし、その次の「キャプテンウルトラ」も今ごろながら、アカネ隊員が最近好きになった。

いまネット調べをしたところ、このワイ史の中で、最も古くテレビを観た記憶が残る、その正確な放送日が1966年1月9日だと分かった。ワイが5歳ちょっと。あれは冬だったのか。ちょっと意外。たぶん、お正月の御年始の挨拶で、おばあちゃんに連れられて歩いて実家に行った模様。その放送は、ウルトラQの第二話だったそうだ。

猫日記より(2021.10.24)
10：15、ワイの外出後、10時半から縁側のサッシ戸が開いていて、猫三匹が脱走。12時に戻ってくると、ミネちゃんが道路から出てきて隣家の車の下に隠れていた。13時、ミネちゃんを捕まえ、カナヘビ（小さいトカゲ）のしっぽ半分がきれてたのを、縁側前でちょっかい出していたシロタンを捕まえ、13時15分、ジロタンが走って戻ってくる。