2022年03月15日
蓄電池と太陽光発電の補助金について解説します
DER補助金とは?
DER補助金は、一般社団法人環境共創イニシアチブ「分散型エネルギーリソース(Distributed Energy Resources)」が受給している補助金です。
DERとは、家庭に設置した太陽光発電システム・家庭用蓄電池などで発電・蓄電した電力をアグリゲーターが効率よく管理・運用するシステムです。
一般的な蓄電池の補助金は条件が厳しかったり地域が限られていたりなどの条件がありますが、DER補助金は、日本全国のどこにいても受けられます。
ただし、DER補助金を受け取れるのは、DER実証が必要です。
また、DER補助金には他の補助金制度には無い条件があります。
補助金を受け取るまでの流れ
申請開始
国のサイトへ予約申請を行います。
国から補助金利用に値するものなのか確認されます。
予約申請に認可が通れば「予約決定通知書」が発行されます。
交付決定
電力負担金や工事費などの契約を決めていきます。
交付決定が済んでからから、機器類を発注してください。
実務報告
蓄電池や太陽光の発注を行い、設置工事・電気工事になります。
申請から設置完了までに半年から1年ほどかかります。
蓄電池を選ぶポイント
蓄電池の寿命
メーカーに記載されている寿命やサイクル数はあくまで目安のため、使用環境や使い方によっては劣化が早まる可能性があります。
リチウムイオン電池は、過充電や過放電を繰り返したり、極端に高温での環境で使用すれば劣化が早まるとも言われています。
今最も使われているリチウムイオン電池の蓄電池で約10年前後使用できます。
また、その使用状況や環境によっても長く使えるかわ大きく異なってきます。
その他にも
ニッケル水素電池の場合だと
電池の中でも一番使用期間が短いのがニッケル水素電池で、約7年前後で寿命が来ると言われています。
リチウムイオン電池と比べ、発火の危険性が少なく安全性が高いです。
鉛蓄電池の場合だと
紹介した中で最も寿命が長いです。約17年前後となります。
寿命が長いだけでなく、蓄電池の中で最も古い歴史を持っているため、何度も改良が繰り返されている安定した蓄電池です。
蓄電容量
一般的な家庭で使用される1日の電気使用量は平均10kWhと言われています。<
昼間と夜間との消費電力比率は、昼間は7kWh、夜間は3kWhになります。
しかし、各家庭の生活スタイルや蓄電容量などによって変わってきます。
蓄電池は基本的に容量が大きいほど高額になります。
そのため必要以上の容量の蓄電池を購入してしまうと、費用だけが高くなり宝の持ち腐れとなります。
容量によって使える電力量が異なるので、自分に合った生活スタイルに合わせて選びましょう。
最後に
蓄電池は10年20年と使えるものがあり長期間使うものですので慎重に選んでください。
また、費用も高いので損したいように選びましょう。
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