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サラリーマンをしながら家事育児や、副業で投資(投機)を行い、家族が楽しく裕福に幸せに暮らせるよう日々奮闘しています。副業情報や料理について、初心者なりに情報発信していきますのでよろしくお願いします。
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2020年05月15日

仮想通貨(暗号資産)

おはようございます。ちょっとさぼってしまいました。
さっそく続きを。

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感想(1件)





今回からは、題名にもあるとおり仮想通貨についてです。
仮想通貨は現在は「暗号資産」と呼ぶようになりましたが、未だに仮想通貨の方が浸透していると思われますのでそちらを以後使います。国際的には「クリプトアセット(crypto assets)」ということなので、暗号資産の方が正解ということになります。

現在の世界に出回っている通過は「法定通貨」といい、円やドルのように、法律で決められている通貨のことです。国がお金として認めているものです。
これに対して仮想通貨は、国や中央銀行が発行しているものではありません。より現代の生活やビジネスにあった「便利な道具」を追求している中で生まれました。
例えば、日本に住んでいる人がアメリカで発売されたゲームを買うとします。インターネット販売のアマゾンなんかが普及する前は、海外のゲーム販売会社に注文を出して、銀行の窓口に行って海外に送金しなければなりませんでした。この送金手段にも問題があり、今では若干下がってきていますが、少し前までは2,000円を送金するのに5,000円前後の手数料が取られる。1冊の本を買うのに3倍近くかかってしまうってことですね。さらには海外送金の場合、中継銀行を経由するものだから時間もかかる。相手にお金が入金されるまでに下手すれば1週間以上かかることもざらにあったそうです。ということは、当然商品が届くのも遅くなってしまいます。
こうした状況を受けて登場したのがインターネットバンキングなどネットを通じた送金です。ネットを通じて送金することができれば、利用者は銀行に行くこともないし、手数料も少なくて済みます。送金時間も一瞬。最近では企業でも個人でもネットを通じた送金を利用する機会が増えています。
がしかし、このネット送金でも解決できないのが海外送金。「各国で使う通貨が異なる」という点をクリアできませんでした。ネットを通じて送金しても、結局送金側か受け取り側が両替する必要があるのです。たとえば日本に住んでいる人がアメリカの友人に送金したいと言う場合には、送り手が日本円をドルに換金してから送金するか、受け取る側が日本円をドルに換えなくてはなりません。両替の時は損をしないように為替の動きにも気を配る必要がありました。
こうした状況を打破するために生まれたのが仮想通貨です。仮想通貨は国家や中央銀行が発行している通貨ではないので、国によって通貨が違うということがありません。国境が関係ないんです。送る側と受け取る側が〇〇という通貨でやりとりしようと合意さえすればいいだけです。そこで仮想通貨が「共通の通貨」として成り立つのです。ということは、以前のページで紹介した「預かり証」と同じ意味となりますね。実は仮想通貨は古代から存在していたと言えそうです。

仮想通貨が従来の通貨と違うのは、「発行主体がない」という点です。日本円であれば日本銀行、アメリカドルであればFRBというように、法定通貨には発行主体があります。仮想通貨にはこれがないんです。といことは、「この通貨は信用に足る通貨です。安心して使ってください」という国家の保証が存在しないということになります。
これまで通貨というものは、発行主体である中央銀行の背後にある国家が信用を保証していました。その国家による保証があるからこそ偽札が作られてしまったり、盗難・強盗などの不正取引があったりすれば、国家が相手を取り締まってくれるだろうと利用者は考えて、安心してその通貨を使うことができています。通貨の基本は「共同幻想」です。みんながみんな「これは通貨だ」と考えるからこそ、通貨としての機能があります。つまりたくさん流通している通貨は、多くの人たちからこの通貨は安心して使えると思ってもらっている通貨ということになります。そして、より多くの人から信用されて使われている通貨ほど破綻する可能性が低いと言うことになります。
例を挙げると、100人しか使っていない通貨であれば、なにか事件があればその価値は急激に上下します。しかし20億人が使っている通貨であれば、それほど急激には上下しません。言い換えれば、価値が安定していて、破綻する可能性が低いと言うことになります。安心感のある通貨であるほど、たくさんの人に使ってもらえ、より安心感が出てきてさらにたくさんの人に使ってもらうことができる。世界中で多くの人が自国の通貨を使ってくれるほど、その国にとって経済的に有利な取引をすることができるようになります。
こうした通貨発行主体である国家は、自国通貨の信用力を上げるためにさまざまな工夫をします。偽札を作りにくくするために細かな細工をするのはもちろん、警察力を強めて、待ちの治安をよくするというのも、実は自国通貨の信用力をあげるという側面もあります。
では、発行主体のない仮想通貨は、どのようにして信用を得れば良いのか。そもそも、どのように偽札や不正取引を発見し、咎め、防いでいけばいいのでしょうか。
そうした課題をクリアするのに登場したのが「ブロックチェーン」の仕組みです。



今回はここまでにします。続きは夜にでも書こうと思います。よろしくお願いします!!






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