2012年01月19日
中国機へのスクランブル最多=情報収集型機の飛来増加−防衛省
防衛省は19日、領空侵犯の恐れがある中国機に対する航空自衛隊機の緊急発進(スクランブル)回数が、2011年度は第3四半期(4〜12月)までで143回に上り、国別の統計について公表を始めた02年度以降で最多になったと発表した。領空侵犯はなかった。
同省によると、長時間にわたり飛行する情報収集型機が増え、複数の自衛隊機が入れ替わりで対処する事例が増えたのが要因という。通称Y8(ヤンキー・エイト)と呼ばれる機種で、自衛隊の電波情報を収集しているとみられる。
中国機へのスクランブルは、07〜09年度は31〜43回だったが、10年度は96回に増加。11年度は第3四半期までに10年度の1年分を上回ったほか、尖閣諸島周辺に接近するなど飛行パターンの多様化も目立つという。
第3四半期までの全体では335回で、10年度の同期間と比べ45回増加。うちロシア機は175回で45回減った。(2012/01/19-17:17)
同省によると、長時間にわたり飛行する情報収集型機が増え、複数の自衛隊機が入れ替わりで対処する事例が増えたのが要因という。通称Y8(ヤンキー・エイト)と呼ばれる機種で、自衛隊の電波情報を収集しているとみられる。
中国機へのスクランブルは、07〜09年度は31〜43回だったが、10年度は96回に増加。11年度は第3四半期までに10年度の1年分を上回ったほか、尖閣諸島周辺に接近するなど飛行パターンの多様化も目立つという。
第3四半期までの全体では335回で、10年度の同期間と比べ45回増加。うちロシア機は175回で45回減った。(2012/01/19-17:17)
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