2010年11月07日
タイトルねつ造!「日本船が中国船にぶつけた」尖閣ユーチューブ動画
タイトルねつ造!「日本船が中国船にぶつけた」尖閣ユーチューブ動画
沖縄県・尖閣諸島付近の中国漁船衝突事件の映像がインターネット上に公開された問題で、今度は中国人とみられる利用者が動画投稿サイト「ユーチューブ」に、英語で「海上保安庁が中国漁船にぶつけた」とのタイトルをつけて動画を投稿していることが6日、分かった。一方、日本では検察当局が、今回流出した映像は、海保から検察側に提出されたビデオと同一であると断定。石垣海上保安部や第11管区海上保安本部(那覇)から流出した可能性が高いと見ている。
中国人とみられる利用者はユーザー名「Mychinanet」を名乗り、海上保安庁から流出したとみられる映像をそのまま投稿しているが、タイトルは「Japanese coastguard hit Chinese fishing boat at Diaoyu Island(尖閣諸島で海上保安庁が中国漁船にぶつけた)」。映像は6つに編集され、長さは44分。「流出映像」とほぼ同じ構成だった。
動画のコメント欄には「タイトルが間違っている」「英語を勉強しろ」など書き込みがされているが、すでに5万回以上再生されている。実際に映像を見ればどちらが日本の巡視船でどちらが中国の漁船か、あるいはその航跡はどうかはすぐわかりそうなものだが、英文で表記することで、日本語と中国語を理解しない視聴者が誤解することを狙ったものとみられる。
中国国内のネット上では「衝突事件は日本側に非がある」「船長は英雄」「自衛行為だ」など、衝突事件を正当化する書き込みが殺到。中には、日本の官公庁のウェブサイトを対象にしたサイバー攻撃を呼びかける動きや、反日デモを呼びかける書き込みもあり、下火となりつつあった反日感情が再燃する可能性が出てきた。一時、「流出映像」は中国当局が規制していたが、この日までにほぼ視聴可能になった。
中国のネット人口は4億人とも言われ、日中両国では、ネット上で激しい“空中戦”が繰り広げられている。
沖縄県・尖閣諸島付近の中国漁船衝突事件の映像がインターネット上に公開された問題で、今度は中国人とみられる利用者が動画投稿サイト「ユーチューブ」に、英語で「海上保安庁が中国漁船にぶつけた」とのタイトルをつけて動画を投稿していることが6日、分かった。一方、日本では検察当局が、今回流出した映像は、海保から検察側に提出されたビデオと同一であると断定。石垣海上保安部や第11管区海上保安本部(那覇)から流出した可能性が高いと見ている。
中国人とみられる利用者はユーザー名「Mychinanet」を名乗り、海上保安庁から流出したとみられる映像をそのまま投稿しているが、タイトルは「Japanese coastguard hit Chinese fishing boat at Diaoyu Island(尖閣諸島で海上保安庁が中国漁船にぶつけた)」。映像は6つに編集され、長さは44分。「流出映像」とほぼ同じ構成だった。
動画のコメント欄には「タイトルが間違っている」「英語を勉強しろ」など書き込みがされているが、すでに5万回以上再生されている。実際に映像を見ればどちらが日本の巡視船でどちらが中国の漁船か、あるいはその航跡はどうかはすぐわかりそうなものだが、英文で表記することで、日本語と中国語を理解しない視聴者が誤解することを狙ったものとみられる。
中国国内のネット上では「衝突事件は日本側に非がある」「船長は英雄」「自衛行為だ」など、衝突事件を正当化する書き込みが殺到。中には、日本の官公庁のウェブサイトを対象にしたサイバー攻撃を呼びかける動きや、反日デモを呼びかける書き込みもあり、下火となりつつあった反日感情が再燃する可能性が出てきた。一時、「流出映像」は中国当局が規制していたが、この日までにほぼ視聴可能になった。
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