2015年08月25日
スポンサー大困惑 1社150億円超で使用権も「使いづらい…」てか、あれに150億円って・・。
スポンサー大困惑 1社150億円超で使用権も「使いづらい…」てか、あれに150億円って・・。
2020年東京五輪の公式エンブレム問題が拡大している。「盗作は明白」と主張するベ
ルギーの劇場側は提訴し、制作者の佐野研二郎氏(43)は自身が手掛けた別の作品で模
倣を認め、イメージダウンが指摘される。大会組織委員会は使用を継続する方針だが、ス
ポンサーには懸念が見られ、白紙撤回となった新国立競技場計画に続く騒動に関係者には
困惑が広がる。
■謝罪し波紋
公式エンブレムは、五輪開幕まで5年となった7月24日、東京都庁でのイベントで発
表された。デザインは東京などの頭文字「T」をイメージし、多様性を示す黒と鼓動を表
す赤の円が特徴だ。
一方、ベルギー・リエージュ劇場のロゴのデザイナーが「驚くほど似ている」と主張し
た他、インターネット上で別のマークと似ているとの指摘が相次いだ。8月5日、佐野氏
は記者会見で「全くの事実無根だ」と盗用を否定したが、劇場側は14日、国際オリンピ
ック委員会(IOC)に使用差し止めを求めて地元裁判所に提訴したと発表した。
同日、佐野氏は代表を務める事務所のホームページで、サントリービールのキャンペー
ン賞品に他の作品の模倣があったことを認めて謝罪した。事務所のスタッフが佐野氏の管
理の下で作成し、自身の作品ではなかったが、エンブレムが疑問視されているだけに波紋
が広がった。
■残念至極
エンブレムは既にテレビCMや広告に使われている。組織委のスポンサーは国内最高位
の「ゴールドパートナー」の場合、1社150億円以上と言われる協賛金を出し、エンブ
レムを使用する権利などを得る。ある最高位の企業からは「(盗作と)言われるのはよく
ない。使いづらい」との声が漏れる。
東京都の舛添要一知事は21日、ツイッターで賞品の模倣問題を「不祥事」とし「彼
(佐野氏)の信頼性失墜は免れないし、エンブレムのイメージすら悪化しかねない。私に
は何の権限もないが、残念至極である」と懸念した。
デザイン界では、エンブレムには「シンプルにデザインすると似ることはある。盗用とは
いいにくい」と問題視しない見方が当初からある。
ネット上では佐野氏個人を中傷する記述も目立つが、ネット問題に詳しい文芸評論家の
藤田直哉氏は「ネットでは論理的な証拠判断よりも印象操作が先行し、当事者に不当なダ
メージを与えてしまう危険性がある」と話す。盗用かどうかの判断には高度な専門性を要
する点に着目し「盗用という安易な決め付けや個人攻撃は慎むべきだ」と語る。
■踏ん張りどころ
エンブレムなどの知的財産を日本国内で管理する組織委は「適切な手続きを経て選んで
おり、使用を続ける」(幹部)との姿勢だ。選考過程が不透明との批判もあるが、槙英俊
マーケティング局長は「密室性はない」と反論する。
組織委によると、選考は昨年11月17日と18日に行い、審査委員が先入観を持たな
いように制作者名を伏せて実施。104の応募作品を対象に、委員8人が4回の投票の末
に四つに絞った。最後は委員が協議し、動画などで多彩な活用が期待できることが決め手
となって佐野氏の作品を選んだ。
国際的な登録商標の調査では、同様に「T」をモチーフとした商標が多数あったため、
デザインを微修正してことし4月に最終形を固めた。その後本格的な商標調査を1500
万円かけて実施し、発表にこぎつけた。
賞品の模倣問題について組織委は「別の話」との立場だ。ある関係者は「今が踏ん張り
どころ」と早期収束を期待した。
てか、150億円をかけているなら、そこが問題でデザイナーの自由公募で決めればよいやん。
お金なんかいらなくてもデザインしたいデザイナーいっぱいいるだろうに・・・。
2020年東京五輪の公式エンブレム問題が拡大している。「盗作は明白」と主張するベ
ルギーの劇場側は提訴し、制作者の佐野研二郎氏(43)は自身が手掛けた別の作品で模
倣を認め、イメージダウンが指摘される。大会組織委員会は使用を継続する方針だが、ス
ポンサーには懸念が見られ、白紙撤回となった新国立競技場計画に続く騒動に関係者には
困惑が広がる。
■謝罪し波紋
公式エンブレムは、五輪開幕まで5年となった7月24日、東京都庁でのイベントで発
表された。デザインは東京などの頭文字「T」をイメージし、多様性を示す黒と鼓動を表
す赤の円が特徴だ。
一方、ベルギー・リエージュ劇場のロゴのデザイナーが「驚くほど似ている」と主張し
た他、インターネット上で別のマークと似ているとの指摘が相次いだ。8月5日、佐野氏
は記者会見で「全くの事実無根だ」と盗用を否定したが、劇場側は14日、国際オリンピ
ック委員会(IOC)に使用差し止めを求めて地元裁判所に提訴したと発表した。
同日、佐野氏は代表を務める事務所のホームページで、サントリービールのキャンペー
ン賞品に他の作品の模倣があったことを認めて謝罪した。事務所のスタッフが佐野氏の管
理の下で作成し、自身の作品ではなかったが、エンブレムが疑問視されているだけに波紋
が広がった。
■残念至極
エンブレムは既にテレビCMや広告に使われている。組織委のスポンサーは国内最高位
の「ゴールドパートナー」の場合、1社150億円以上と言われる協賛金を出し、エンブ
レムを使用する権利などを得る。ある最高位の企業からは「(盗作と)言われるのはよく
ない。使いづらい」との声が漏れる。
東京都の舛添要一知事は21日、ツイッターで賞品の模倣問題を「不祥事」とし「彼
(佐野氏)の信頼性失墜は免れないし、エンブレムのイメージすら悪化しかねない。私に
は何の権限もないが、残念至極である」と懸念した。
デザイン界では、エンブレムには「シンプルにデザインすると似ることはある。盗用とは
いいにくい」と問題視しない見方が当初からある。
ネット上では佐野氏個人を中傷する記述も目立つが、ネット問題に詳しい文芸評論家の
藤田直哉氏は「ネットでは論理的な証拠判断よりも印象操作が先行し、当事者に不当なダ
メージを与えてしまう危険性がある」と話す。盗用かどうかの判断には高度な専門性を要
する点に着目し「盗用という安易な決め付けや個人攻撃は慎むべきだ」と語る。
■踏ん張りどころ
エンブレムなどの知的財産を日本国内で管理する組織委は「適切な手続きを経て選んで
おり、使用を続ける」(幹部)との姿勢だ。選考過程が不透明との批判もあるが、槙英俊
マーケティング局長は「密室性はない」と反論する。
組織委によると、選考は昨年11月17日と18日に行い、審査委員が先入観を持たな
いように制作者名を伏せて実施。104の応募作品を対象に、委員8人が4回の投票の末
に四つに絞った。最後は委員が協議し、動画などで多彩な活用が期待できることが決め手
となって佐野氏の作品を選んだ。
国際的な登録商標の調査では、同様に「T」をモチーフとした商標が多数あったため、
デザインを微修正してことし4月に最終形を固めた。その後本格的な商標調査を1500
万円かけて実施し、発表にこぎつけた。
賞品の模倣問題について組織委は「別の話」との立場だ。ある関係者は「今が踏ん張り
どころ」と早期収束を期待した。
てか、150億円をかけているなら、そこが問題でデザイナーの自由公募で決めればよいやん。
お金なんかいらなくてもデザインしたいデザイナーいっぱいいるだろうに・・・。
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