これは、1948年6月当時の労働省(現厚生労働省)の認可団体として設立された財団法人商業技能振興会が、医療・介護現場で働く人のスキルアップを目的として、2010年に創設した認定資格制度です。
もちろん自宅で認知症高齢者を介護するご家族にとっても、最適な資格です。
私は、この資格をとるために勉強した結果、
認知症には、6つの症状があることや、
中核症状と行動・心理症状があって、よく認知症の症状と思われていることが、行動・心理症状であることがわかりました。
私がなぜ、この資格をとろうと思ったかといえば。
母親が認知症にかかったことから、この資格を取って、認知症について詳しくなろうと思ったからでした。
私の母は2回、認知症になりました。
(1) 1度目の認知症:「慢性硬膜化血種による認知症」
一度目は、自宅で転倒し、頭を強く床に打ち付けたことによって発症した「慢性硬膜化血種による認知症」でした。
これは頭部を打撃した1〜2か月後に症状が出現するものでした。
手術をして血種を除去すれば症状はよくなると言われましたが、母親の場合は、手術は避けて、自然に血種がなくなるまで、入院しました。
そして、驚くことに、認知症は完治したのです。
認知症になった当初は、最近の記憶をすっかりなくして、私のこともわからない状態で、とてもショックを受けましたが、完治したときには、喜ぶとともに、本当にびっくりしました。
認知症のことを勉強していなかったならば、理解できなかったでしょう。
(2) 2度目の認知症:「アルツハイマー型認知症」
2度目は、最も多い認知症である「アルツハイマー型認知症」です。
原因は、よくわからなかったのですが、耳が聞こえにくくなったのが、発端だったと思います。
この症状は日々悪化する一方でした。記憶障害から始まり、徘徊までいきました。
いい薬ができるのを待つしかないと思いました。
最後に、この資格をとるために使ったテキストは、以下の一冊だけです。
「認知症ケア指導管理士試験公式テキスト」
監修者
「厚生労働省認可法人 財団法人職業技能振興会」
「一般社団法人総合ケア推進協議会」
「認知症ケア指導管理士試験公式テキスト」
試験問題は、選択肢のみで、試験会場は大阪大学の医学部でした。
皆さんも挑戦してみてはいかがですか。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image