2016年04月21日
クルマが好き File4 / Alfa Romeo Alfetta
アルファロメオ アルフェッタ ベルリーナ
アルファロメオといえば旧車ではやはり「ジュリア スプリントGTV」や「GT1600 ジュニア」
そしてGTA系の「ジュリア スプリントGTA」、そのロードバージョン「ジュリア スプリントGTA ストラダーレ」、「GTA1300 ジュニア」などが有名であり、特に初期モデルのいわゆる「段付き」とよばれるタイプはプレミアム度も高いようである
1965年に登場した「ジュリア スプリントGTA」に至っては、アルミ製ボディや各パーツによる徹底的な軽量化により、約750kgの車両重量を果たし
エンジンは1570ccに新設計ツインプラグ仕様のシリンダーヘッド、ウェバー製45DCOE型ツインキャブレター、マグネシウム製カムカバー・クラッチハウジングなどを装備し、1966〜1969年まで4年連続ヨーロッパツーリングカー選手権のタイトルを収めた
確かに魅力的である、がしかし私が気になるモデルは「アルフェッタ」なのであるww^^
アルファロメオの転換期ともいえる1970年にデビューした一般大衆向けFFモデル「アルファ スッド」は、素晴らしいハンドリング性能を有する当時としては画期的なモデルであったが、生産工程などの諸事情により一定の品質が保てず、その結果アルファロメオ全体のブランドイメージを大きく落としてしまう結果となった
「アルフェッタ」はそんな低迷期の1972年、過去に大成功を収めた「ジュリア」など1750系列の後継車として登場した
・・・当時を知らないワタシにはなんというか・・・である、フツーのオッサンセダン?(失礼ゴメンネ)
であるが、発売当時は日本国内ではBMWより販売および評価も有利であったらしい
この「アルフェッタ」、1750系の後継車だけにフツーのセダンであるはずはない
アルファ伝統のオールアルミ製ツインカムエンジンをフロントに搭載し、エンジンクランクに直結されたプロペラシャフトは車体後部まで伸び、リヤデフの直前にクラッチおよびミッションが配置されている
このトランスアクスル構造により、FR車でありながらほぼ50:50の重量配分を実現している
リヤサスペンション形式も凝ったもので、バネ下荷重の軽減に有利な以前のレーシングカーなどによく採用されていたド・ディオンアクスル方式を採用
リヤディスクブレーキも同様に、デフ付け根部に位置するインボード形式である
この車をリフトアップし、初めて下から眺めたときの驚きは忘れられない
この4ドアセダン「ベルリーナ」が販売開始は1972年、この年代は品質・信頼性共に日本車が大きく飛躍した時代である
特に防錆性や電装系の向上がみられない傾向にあるヨーロッパ車(特にイタ車/現在の日本でのイタイ意味のイタ車にあらず、イタリア車^^)の評価はその後、酷評されゆくるようである
1974年には同形式のシャーシを持つ3ドアGTVを販売開始、ベルリーナとは全く違ったスポーティーな外観を持つ
GTVにはのちに、傑作と称されるV6エンジンも搭載される
「ベルリーナ」の生産はガソリンエンジン車が1984年まで、「GTV」は「アルフェッタGTV」から「アルファロメオ・GTV」と名称を変更し1987年まで生産された
4ドアセダンの「ベルリーナ」後継車は「アルファロメオ・90」、この時期アルファロメオの経営は危機的状況に陥り、シャーシ部にはほぼ変更なく「ベルリーナ」同様であったらしいが、エンジンは2.5LV6も搭載されたようだ
その後、フィアットグループ傘下となり、最後のアルファロメオのオリジナルモデルとなった
この「90」の下位モデルである「ジュリエッタ」の後継モデル「75」も同様に、「ベルリーナ」のシャーシ部をそっくり受け継いだ最後のアルファオリジナルモデルであるが、この「75」が最近欲しい・・・と思いはじめてしまった
お気に入りは「ベルリーナ」であるが、欲しいのは「75」、できればV6モデル
どこかに無いかと探しているのだが・・・
またそのうち、この「75」の記事を書くつもりデス^^
アルファロメオといえば旧車ではやはり「ジュリア スプリントGTV」や「GT1600 ジュニア」
そしてGTA系の「ジュリア スプリントGTA」、そのロードバージョン「ジュリア スプリントGTA ストラダーレ」、「GTA1300 ジュニア」などが有名であり、特に初期モデルのいわゆる「段付き」とよばれるタイプはプレミアム度も高いようである
1965年に登場した「ジュリア スプリントGTA」に至っては、アルミ製ボディや各パーツによる徹底的な軽量化により、約750kgの車両重量を果たし
エンジンは1570ccに新設計ツインプラグ仕様のシリンダーヘッド、ウェバー製45DCOE型ツインキャブレター、マグネシウム製カムカバー・クラッチハウジングなどを装備し、1966〜1969年まで4年連続ヨーロッパツーリングカー選手権のタイトルを収めた
確かに魅力的である、がしかし私が気になるモデルは「アルフェッタ」なのであるww^^
アルファロメオの転換期ともいえる1970年にデビューした一般大衆向けFFモデル「アルファ スッド」は、素晴らしいハンドリング性能を有する当時としては画期的なモデルであったが、生産工程などの諸事情により一定の品質が保てず、その結果アルファロメオ全体のブランドイメージを大きく落としてしまう結果となった
「アルフェッタ」はそんな低迷期の1972年、過去に大成功を収めた「ジュリア」など1750系列の後継車として登場した
・・・当時を知らないワタシにはなんというか・・・である、フツーのオッサンセダン?(失礼ゴメンネ)
であるが、発売当時は日本国内ではBMWより販売および評価も有利であったらしい
この「アルフェッタ」、1750系の後継車だけにフツーのセダンであるはずはない
アルファ伝統のオールアルミ製ツインカムエンジンをフロントに搭載し、エンジンクランクに直結されたプロペラシャフトは車体後部まで伸び、リヤデフの直前にクラッチおよびミッションが配置されている
このトランスアクスル構造により、FR車でありながらほぼ50:50の重量配分を実現している
リヤサスペンション形式も凝ったもので、バネ下荷重の軽減に有利な以前のレーシングカーなどによく採用されていたド・ディオンアクスル方式を採用
リヤディスクブレーキも同様に、デフ付け根部に位置するインボード形式である
この車をリフトアップし、初めて下から眺めたときの驚きは忘れられない
この4ドアセダン「ベルリーナ」が販売開始は1972年、この年代は品質・信頼性共に日本車が大きく飛躍した時代である
特に防錆性や電装系の向上がみられない傾向にあるヨーロッパ車(特にイタ車/現在の日本でのイタイ意味のイタ車にあらず、イタリア車^^)の評価はその後、酷評されゆくるようである
1974年には同形式のシャーシを持つ3ドアGTVを販売開始、ベルリーナとは全く違ったスポーティーな外観を持つ
GTVにはのちに、傑作と称されるV6エンジンも搭載される
「ベルリーナ」の生産はガソリンエンジン車が1984年まで、「GTV」は「アルフェッタGTV」から「アルファロメオ・GTV」と名称を変更し1987年まで生産された
4ドアセダンの「ベルリーナ」後継車は「アルファロメオ・90」、この時期アルファロメオの経営は危機的状況に陥り、シャーシ部にはほぼ変更なく「ベルリーナ」同様であったらしいが、エンジンは2.5LV6も搭載されたようだ
その後、フィアットグループ傘下となり、最後のアルファロメオのオリジナルモデルとなった
この「90」の下位モデルである「ジュリエッタ」の後継モデル「75」も同様に、「ベルリーナ」のシャーシ部をそっくり受け継いだ最後のアルファオリジナルモデルであるが、この「75」が最近欲しい・・・と思いはじめてしまった
お気に入りは「ベルリーナ」であるが、欲しいのは「75」、できればV6モデル
どこかに無いかと探しているのだが・・・
またそのうち、この「75」の記事を書くつもりデス^^
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