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2015年04月19日

バイクが好き - 1 / 永遠のナンバー1

中学生の頃といえば思春期である、なにかと皆はアイドルだガンダムだと流行り、下敷きに入れたりしていた
私もそれなりに皆に遅れまいと入れたりしていたが、当時の私は周りのようにそれらのモノに熱中はできず、ただ皆と同じ事をしていないと浮いた存在になってしまうような気がする自分を強く持てない少年であったようだ
そんな私にも転機が訪れた、中学2年生の頃であろうか従兄のウチに遊びに行くとあいにく不在、待っているあいだにと置いてあるバイク雑誌を広げた
「バイクか…カッコイイな…」パラパラとページをめくる
とあるバイクの写真に私の視線は釘付けとなった、正に衝撃といおうか心を奪われたような気持ちになった
一目惚れである
その日を境に私の環境は一変した、部屋のポスター類(スーパーカー除く)は全て何のためらいもなく廃棄、部屋中がバイクの写真とプラモだらけとなった
もちろん下敷きの写真も同様で、学生カバンにはいつも雑誌「Mr.Bike」を持ち歩くようになった
z400fx-2.jpg
その一目惚れしたバイクが、カワサキ「Z400FX」である
すでに爆発的な人気はピークを越え、ライバルのヤマハ「XJ400」や満を持して登場したホンダ「CBX400F」に追い越されるという状況であったが、私にとってはナンバー1であり40代後半となった現在でも憧れのバイクである
そんなFXであるが、なぜにか所有する事はなくおそらくこのまま一生乗るコトは無いであろうと思う
なぜそうなったのかと言うと、理由らしきものはある
高校生になると校則で原付以上の免許は取れなかった、それでも免許は欲しいがあいにく私の誕生日は9月であり、1年生の夏休みに試験を受ける事が出来なかった
冬休みには必ず…と貯金していたのだが、毎日のように学校の帰りに立ち寄るバイク屋さんでモトクロスにのめり込んだ
モトクロスが中心というほどにのめり込む、その後中型免許の試験も2度ほど受けたのだが失格し、どのみち免許を取ってもFXを買える財力も無いしモトクロスを優先させたい気持ちでもあった
その後興味はモトクロスからロードレースへと移行してゆく
社会人となり所有できる立場になった頃、何気に初めて入ったバイク屋さんに置いてあるFXを見つけた、それも最も好きな左写真の最終型(再生産型除く)である
「アレ?こんなに小さかったっけか?」とまず思う…
中学生の頃あれだけ巨大で荒々しい無骨な鉄のかたまりは、ずいぶんとホッソリしたイメージに映った
「あぁ、俺って中学生の頃は前から2番目のチビ助だったもんな…」ひとりゴチる
「試乗してもイイよ」というバイク屋さんに、すでにその当時レーサーレプリカなどのハイパワーマシンに乗ったコトがあるため、丁重にお断りした
実物を見ただけでも大切な何かが壊れたような気がしたし、当時のレーサーレプリカほどのパワーが無い事は明らかであった
それいらい今でもFXを見かけると、中学生の頃と同じように心を奪われるが(趣味の悪い改造車除く)遠くから見るだけで近づくコトはない
私のなかで永遠のナンバー1であり、ヒーロー?であるのだ



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