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2019年06月17日
妊婦さんに使用できる薬について2
Q3 アトピー性皮膚炎でステロイド(外用剤)を使っています。妊娠中でも使って大丈夫ですか?
ステロイド外用剤は一般的な臨床使用量、使用方法であれば全身循環への吸収量は少なく、妊娠自体や胎児に影響はありません。ただ、自己判断で中止すると症状を悪化させることがありますので、必ず医師に相談しましょう。
アトピー性皮膚炎の患者様はよくプロトピック軟膏が出されることも多いかと思います。
プロトピック軟膏は妊娠中には、治療上の有益性が、妊娠に対する危険性を上回ると判断される場合にのみ使用します。
ただし、授乳中に使う場合は、母乳中へ移行する可能性があります。授乳を避けてください。
Q4 便秘がひどくて困っています。妊娠中に飲める便秘薬は?
妊娠期の便秘の大部分はプロゲステロンの変化や子宮増大による圧迫で大腸の動きが緩慢となることが原因で起きる機能性便秘と言われています。
食事・運動などの生活指導を行っても改善されない場合は薬物療法がおこなわれます。
第一選択薬:塩類下剤(酸化マグネシウム)
第二選択薬:大腸刺激下剤(ピコスルファート、ビサコジル)
第三選択薬:大腸刺激下剤(センナ、センノシド)
センナ・センノシドは動物実験で子宮収縮を起こしたことあるため、原則禁忌です。
ただし、人では流産のリスクが増加したとの報告はないので、もし間違えて服用しても必要以上に心配することはないかと思います。
Q5 花粉症で点鼻薬・点眼薬をつかっても胎児に影響はありませんか?
花粉症に使用される点眼・点鼻薬は局所治療を目的に作られているため、全身への移行量はわずかです。なので、胎児にはほとんど影響はないと考えられています。
内服薬も、第一世代の抗ヒスタミン薬、第二世代のセチリジン、ロラタジンは妊娠中の使用に関するデータが集積されています。外用薬で症状がよくならない場合は、医師・薬剤師に相談することをお勧めします。
ステロイド外用剤は一般的な臨床使用量、使用方法であれば全身循環への吸収量は少なく、妊娠自体や胎児に影響はありません。ただ、自己判断で中止すると症状を悪化させることがありますので、必ず医師に相談しましょう。
アトピー性皮膚炎の患者様はよくプロトピック軟膏が出されることも多いかと思います。
プロトピック軟膏は妊娠中には、治療上の有益性が、妊娠に対する危険性を上回ると判断される場合にのみ使用します。
ただし、授乳中に使う場合は、母乳中へ移行する可能性があります。授乳を避けてください。
Q4 便秘がひどくて困っています。妊娠中に飲める便秘薬は?
妊娠期の便秘の大部分はプロゲステロンの変化や子宮増大による圧迫で大腸の動きが緩慢となることが原因で起きる機能性便秘と言われています。
食事・運動などの生活指導を行っても改善されない場合は薬物療法がおこなわれます。
第一選択薬:塩類下剤(酸化マグネシウム)
第二選択薬:大腸刺激下剤(ピコスルファート、ビサコジル)
第三選択薬:大腸刺激下剤(センナ、センノシド)
センナ・センノシドは動物実験で子宮収縮を起こしたことあるため、原則禁忌です。
ただし、人では流産のリスクが増加したとの報告はないので、もし間違えて服用しても必要以上に心配することはないかと思います。
Q5 花粉症で点鼻薬・点眼薬をつかっても胎児に影響はありませんか?
花粉症に使用される点眼・点鼻薬は局所治療を目的に作られているため、全身への移行量はわずかです。なので、胎児にはほとんど影響はないと考えられています。
内服薬も、第一世代の抗ヒスタミン薬、第二世代のセチリジン、ロラタジンは妊娠中の使用に関するデータが集積されています。外用薬で症状がよくならない場合は、医師・薬剤師に相談することをお勧めします。