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2017年10月26日

10.25 永山健康ランドライブで分った事

IMG_20171025_114651.jpg
受付にはこんな素敵な宣伝カードがありました!
そんな10.25 永山健康ランド ライブステージ無事終了しました。

セットリスト 13:00~14:00
1.初恋
2.津軽平野
3.津軽海峡・冬景色
4.へばな
5.大空と大地の中で
6.ワインレッドの心
7.メロディー
8.時の過ぎゆくままに
9.ヤーヤードー
10.ハナビラ
11.まだまだ

先月に続き二回目のステージ。
2は2008年の初ライブ以来9年振り。
アレンジも変わり昔は出来なかったギターソロが入ったり、
田植え唄を入れたりしたら拍手を頂きました。
8は初出し。玉置浩二さんがテレビで歌っているのを観て真似しました。

今日のテーマは「気持ちを前面に」。

先日、ボイトレの先生からやっと一曲歌うよう言われて
「メロディー」を歌った際、先生に色々アドバイスして頂いてだいぶ収穫があった。
それを実践するライブになったのだが、観客からの注目具合も良くなった気がする。
人前で歌を歌うのだから、音は合っていないといけない。
だけどそれ以上に大事なのは「歌う気持ち」らしい。

僕は芸道というのはぐるぐる回る道の山のような気がしています。
基礎、テクニック、気持ち、表現力などを何度も何度も通過して学ばないと上に行けないと気付きました。

「全て学んだから(と思ってますから)後は真っ直ぐ登ります。」
と近道しがちですが、それでは上には登れない気がします。
先日亡くなったゴスペルシンガー、ボイストレーナーの亀渕友香さんは沢山の方を育てていますが、
同じ教室の小野寺哲美さんの育成した方に平幹二朗さんの名前がある。

まだまだ貪欲にやらないと頂上には登れないようだ。


劇団に入って間もない頃、故 嶺田さんに「うまくやろうと思うなよ」と言われた事がある。
酒好きで有名だった嶺田さん。居酒屋に連れられて言われたのだが、
この事を先輩に言うと「絡まれたね〜」と笑われたのだけど、
とても的を得ている言葉だと思っている。

僕は活躍している嶺田さんしか知らないけれど、不遇の時代を過ごされたと聞く。
それを乗り越えた方の言葉だから、とても深く思える。

浮かばれないと久々の仕事で「俺はうまいんだ!」とやってしまいがちですが、
それでは山は登れない。それを悟った言葉のように思えてならない。
そして晩年、嶺田さんはその言葉通りの芝居をされていたのが、未だ目に焼き付いている。

これからも肝に銘じて山を登りたいが、バランスが難しい。

歌はメロディーというガイドがあるから、気持ちを前面に出しても戻って来られるが、
芝居はそうはいかない。
この言葉だけを信じると大抵力んだ棒読みの演技になる。

僕は名優と言われた方、言われる方は自分のメロディーを開発された方だと思っている。

そのメロディーを得るのは並大抵の事ではない。
簡単ではない事を更に肝に銘じて登りたい。


明日からは渡辺えりさんのワークショップ。
タイトルは「虎の穴の体験」。

久々に厳しい環境に身を投げてみます。
その山はギラギラ暑い山なのか・・・寒さ厳しい山なのか・・・。

四日後、どんな景色に出会えるのか楽しみです。

行ってきます。


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