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2021年09月27日

BTSを学んでみた

世はK-POPブーム。
ブームというより普通になってきた感もある。

とある理由で楽曲を作る事になり、とある理由でアレンジをK-POP風にしてみようと思いついて、色々聞き込んでみたところBTSに辿り着きました。
(とある理由は後日お知らせ予定します。)

『Dynamite』『Butter』『Permission to Dance』などをヘッドホンでしっかり聴いたわけですが、人気の理由が分かった。

まずボーカルがとってもセクシー。
というかエロい。エロ過ぎる…。
歌い方の言葉尻、語尾でセクシーさが強調されているようだけれど、イコライザーの操作でもリスナーの耳にまとわりつくようにハイを高めにして、オケに埋もれないように調整されているようだ。
ロボットっぽい声にするエフェクターも多用している。

曲の感じはマイケル・ジャクソンをお手本にしているようなキャッチーかつシンプルさがあり、メリハリがはっきりしている。この分かりやすさがサビを好む日本人に好かれる要因なのかもしれない。
音数もサビ以外はシンプルで少なめ。
出だしにうまく間を作ってサビでドーンと音数を増やして開放感を作り心地よくさせている。
ここでもイコライザーの操作が際立っている。

ここまで2度登場した「イコライザー」というもの。
曲をアレンジする上でとても重要な装置で音の周波数を部分的に上げたり下げたりするもの。上をあげるとキンキンになるし、下をさげるとビリビリする。
…と、言葉にして伝わっているかな。

編曲(アレンジ)をやっていると、この「イコライザー」問題にぶち当たる。
ドラム、ベースのリズム隊、ギター、キーボードなどのハーモニー部隊。このそれぞれ被っている周波数を削って、それぞれの音が埋もれないようにしたり、歌が聴こえるようにしたりして迫力が出るようにする。

…そうです。
音楽を作るのはとても時間がかかる作業なんです。
そう思うと、世に出回っている音楽も新たな感覚で聴く事が出来るのではないでしょうか?


日本人はラーメン、餃子、カレーライスなどなんでも日本流にアレンジしてきた。その応用力は日本の素晴らしさだと思うけど、韓国人も負けてはいない。
K-POPが近年、全米のヒットチャートの上位にいるのは洋楽と邦楽をうまく吸収した結果なのかもしれない。
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