2021年02月19日
防止できる事故は可能な限り防ぐ
もう一週間立ちそうですね。先日の地震には驚きました。深夜ではありましたが、スマホのアラートと同時に飛び起きました。
すぐに頭によぎったのは、海でしたね。東日本大震災のトラウマでしょうか。
翌日には、会社にも来て状況を確認したのですが、一部の引き出しが開いちゃっていただけで、ホント何事も無かったかのようでした。
しかし、被害を受けた所は多数あったようです。地盤に救われたのか?月曜日には、多くのメーカーさんから状況確認含めてご連絡をいただきましたが、お酒の倉庫を持っている所なんかは、20-30cmくらい倉庫の床に割れた瓶と液体ですごい事になっていたそうです。
この流れで、地震とは関連しませんが、以前経験した「貨物事故処理」の流れを書いてみます。
それから、貨物事故防止のいくつかの対策をお伝えしたいと思います。
事故の起こる時間帯は、長距離便が到着する早朝や、夕方の集荷便が到着してから、長距離便へ積み替え作業をする時間帯がほとんどです。
事故の犠牲になってしまう貨物は何だと思われますか?
まずは、ユニットロードで一纏めにしてあるパレット物でした。フォークリフトの爪が十分に下がっているのを確認せずにパレットに爪を刺そうとして、誤って貨物を刺してしまう・・・
事故原因ワースト1です。
事故原因ワースト2は、プラットホームの方面別ユニット場所に仕分けられている貨物がフォークリフトのタイヤに踏まれていたり、台車が引っかけられたりする、接触事故です。
特に、25kg袋のバラ貨物が多く、中身は工業用樹脂原料から、肥料、食品まで様々です。
事故原因ワースト3は、バラ積み貨物のビン類です。手積み手卸が多い混載貨物運送では、荷崩れや、仕分け作業時の落下で液体の入った瓶が破損し、流れ出た液体が、隣近所の他の貨物を汚損させてしまう事故です。
2社〜3社を巻き込む事故になります。
瓶の中身は、酒類や清涼飲料水が多いです。事故を起こすのは“人”。
原因者に始末書を書かせて反省を促すことも一つでしょうが、数が多くなると、人は、事故を隠す方向へと進みます。
ですので、最低限の注意と現認書にサインをさせる程度に抑えました。他の施策としては、これまで実施していなかったことを思い切ってすることにしました。
それは2つあり、1つは事故発生件数と損害金額の掲示を前月対比で貼りだし、一人一人の事故発生件数の抑制に努めてもらうようにしました。
一人の作業ミスが、全事業所員のボーナス査定にも響きますので、事業所一丸となって事故撲滅に、取り組めるようになったのです。
また、それだけでは現場の環境は変わらないので、もう一つの施策としてプラットホームのユニット場所には、180×90のコンパネを真ん中で、折り曲げられるようにして貨物の角を保護する板を数多く作りました。
この施策は、自分自身も驚くほど効果抜群で、週に1〜2件の破損事故が1ヵ月無事故を達成したのです。
事故処理は片手間仕事です。売り上げになりません。ですからこの仕事を減らすには、どうすればよいかを考えた末、自分で動くしかない、と、最初は、原因者であるドライバーとよく言い合いをしましたが、拉致があかないと結論を出し、自分自身が、ドライバーに動きをみせたことで、ドライバーも協力に回ってくれた結果でした。
とにかく、行き詰った時には、まだやれていないことがないかを自問自答し、何でもいいからやってみることが大事なんです。
それが、その先の楽につながります。
どうしても目の前の楽にとらわれてしまうのもですが、仕事ですからね。
自分がしんどいと思う方を選択する、、、自分基準ではなく、周りが幸せになる方を選択する!意識してみようかなぁ。。。。
すぐに頭によぎったのは、海でしたね。東日本大震災のトラウマでしょうか。
翌日には、会社にも来て状況を確認したのですが、一部の引き出しが開いちゃっていただけで、ホント何事も無かったかのようでした。
しかし、被害を受けた所は多数あったようです。地盤に救われたのか?月曜日には、多くのメーカーさんから状況確認含めてご連絡をいただきましたが、お酒の倉庫を持っている所なんかは、20-30cmくらい倉庫の床に割れた瓶と液体ですごい事になっていたそうです。
この流れで、地震とは関連しませんが、以前経験した「貨物事故処理」の流れを書いてみます。
それから、貨物事故防止のいくつかの対策をお伝えしたいと思います。
事故の起こる時間帯は、長距離便が到着する早朝や、夕方の集荷便が到着してから、長距離便へ積み替え作業をする時間帯がほとんどです。
事故の犠牲になってしまう貨物は何だと思われますか?
まずは、ユニットロードで一纏めにしてあるパレット物でした。フォークリフトの爪が十分に下がっているのを確認せずにパレットに爪を刺そうとして、誤って貨物を刺してしまう・・・
事故原因ワースト1です。
事故原因ワースト2は、プラットホームの方面別ユニット場所に仕分けられている貨物がフォークリフトのタイヤに踏まれていたり、台車が引っかけられたりする、接触事故です。
特に、25kg袋のバラ貨物が多く、中身は工業用樹脂原料から、肥料、食品まで様々です。
事故原因ワースト3は、バラ積み貨物のビン類です。手積み手卸が多い混載貨物運送では、荷崩れや、仕分け作業時の落下で液体の入った瓶が破損し、流れ出た液体が、隣近所の他の貨物を汚損させてしまう事故です。
2社〜3社を巻き込む事故になります。
瓶の中身は、酒類や清涼飲料水が多いです。事故を起こすのは“人”。
原因者に始末書を書かせて反省を促すことも一つでしょうが、数が多くなると、人は、事故を隠す方向へと進みます。
ですので、最低限の注意と現認書にサインをさせる程度に抑えました。他の施策としては、これまで実施していなかったことを思い切ってすることにしました。
それは2つあり、1つは事故発生件数と損害金額の掲示を前月対比で貼りだし、一人一人の事故発生件数の抑制に努めてもらうようにしました。
一人の作業ミスが、全事業所員のボーナス査定にも響きますので、事業所一丸となって事故撲滅に、取り組めるようになったのです。
また、それだけでは現場の環境は変わらないので、もう一つの施策としてプラットホームのユニット場所には、180×90のコンパネを真ん中で、折り曲げられるようにして貨物の角を保護する板を数多く作りました。
この施策は、自分自身も驚くほど効果抜群で、週に1〜2件の破損事故が1ヵ月無事故を達成したのです。
事故処理は片手間仕事です。売り上げになりません。ですからこの仕事を減らすには、どうすればよいかを考えた末、自分で動くしかない、と、最初は、原因者であるドライバーとよく言い合いをしましたが、拉致があかないと結論を出し、自分自身が、ドライバーに動きをみせたことで、ドライバーも協力に回ってくれた結果でした。
とにかく、行き詰った時には、まだやれていないことがないかを自問自答し、何でもいいからやってみることが大事なんです。
それが、その先の楽につながります。
どうしても目の前の楽にとらわれてしまうのもですが、仕事ですからね。
自分がしんどいと思う方を選択する、、、自分基準ではなく、周りが幸せになる方を選択する!意識してみようかなぁ。。。。
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