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2021年01月22日

年輪経営 性善説と性悪説 を調べた

今日は、仕入先の一社でもある伊那食品工業の最高顧問、塚越さんの本からちょこっと記事にしてみます。

何冊も出されているのですが、この本は、塚越さんの趣味だという写真もふんだんに使用されており、文字が少ないのでサクサクっと読めてしまいます。

ショートショートな本ではありますが、稲盛さんの京セラフィロソフィーから影響を受けた、自社のフィロソフィーの下で仕事をしている自分にとっては、すごく読みやすく納得感のあるものでした。

やっぱり同じようなことを言っているなぁって感じで。経営するにあたり大事なことはどんな業種であれ、根本は変わらないのだと。

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そんな「年輪経営」の一節に「性善説(せいぜんせつ)に基づく」といった部分があります。意味がわかりませんでした。

何となく、人の欲求的な何かのような雰囲気のある「性善説」という単語。自分なりの理解も含めて伝えてみたいと思います。

まず、対する言葉として「性悪説(せいあくせつ)」というものもあります。性善説と性悪説、それぞれを簡単に説明すると

「性善説」:人はもともとみんないい人、善人であるという考えのもと、成長する過程で悪いことを知っていく事で、悪い行動をとったり、善の部分が隠れてしまったりするという事です。

という事は、悪いことを知らなければ、良い人でいられる、と言い換えられるかもしれません。

一方「性悪説」とは、ひとはもともと悪い人、、、と考えそうですが、性悪説の考え方は、人は生まれた時は善も悪も区別がつかず本能、欲望のままに行動してしまうから、後天的に「これは悪いことだよ」と教えられて、善悪の判断ができるようになったという事。

これ、性善説も性悪説もどちらも、しつけ(教育)や努力が大切であることに変わりがありません。成長する過程で得る事が大きく影響するのだと思います。

性善説は、悪に染まらないように教育が必要ですし、性悪説は、欲望を制御し、道徳的な礼儀や行動の教育が必要です。

へぇ〜って感じで単語の意味を知ってから読み進めると、言っていることへの納得感が違いますね。

写真は、風景が多いのですが、訪問した先でしょうか?世界各地の景色が素敵に撮られています。

ご興味のある方は手に取ってみてください。
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