健康けっこうコケコッコ

健康って大切！

健康にまつわる小さなことを書いて行きますので、

宜しくお願いしますね〜☆

今回は「最新糖尿病対策」のお話　その３。

�@妊娠糖尿病とは

妊娠前には糖尿病ではなかったのに、妊娠中に慢性的に血糖値が高くなることがあります。妊娠すると胎児の成長を促すホルモンが分泌され、その影響でインスリンの働きが低下します。母体はインスリンの分泌量を増やして対応しますが、追いつかなくなると血糖値が高い状態が続いてしまうのです。これが妊娠糖尿病です。妊娠糖尿病では、胎児が大きくなりすぎ、難産になることが多くあります。さらに妊娠糖尿病を経験した人は、そうでない人に比べ、将来糖尿病を発症するリスクが数倍になるといわれています。妊娠糖尿病を発症しやすいのは、糖尿病の家族がいる人、肥満の人、妊娠してから過度に体重が増えた人などです。また、もともと糖尿病がある人が妊娠する場合を糖尿病合併妊娠といい、事前に血糖値を正常に保つ計画妊娠が必要です。

�A基準値は厳しく設定されている

妊娠糖尿病は、随時血糖値と、ブドウ糖負荷試験による3つの血糖値から診断されます。随時血糖値が高かった場合にブドウ糖負荷試験を行い、「空腹時」「1時間後値」「2時間後値」の3つのうちどれか1つでも基準に当てはまれば妊娠糖尿病と診断されます。軽い高血糖でも胎児にはよくない影響があるため、基準値は通常の糖尿病の診断基準よりも厳しく設定されています。また、妊娠後期は母体の状態が日々変化するので、治療の指標として、過去1〜2週間の血糖値の平均を反映するグリコアルブミンも用いられます。

�B治療の基本は生活改善

妊娠中は、"胎児の成長のために"と食べすぎる人が多いのですが、それによって肥満になるとインスリンの働きが低下します。また、つわりによる食事の好みの変化や不規則な食事時間なども、血糖値をあげることにつながります。
治療法は食事と運動を中心とし、必要に応じてインスリン注射による療法も行われます。治療中は食事の内容や食後血糖値を日記につけるなど、食生活を見直し、ウオーキングなどの運動と組み合わせ、生活習慣を改善しましょう。
妊娠糖尿病の発見が食生活を改善するきっかけになり、安全に出産した人は大勢います。大切なのは、妊娠糖尿病をほうっておかないことです。

ということで、「最新糖尿病対策」についてでした。

ここに書いてあることはあくまでも参考としてくださいね。

次回は「最新糖尿病対策」のお話　その３です。

ではまた、次回まで〜☆