2012年11月30日
最新糖尿病対策 その2
@働き盛りの糖尿病が増えている
かつて糖尿病は、50〜60歳代になって発症する病気と考えられていました。しかし最近は、30〜40歳代の働き盛りで発症するケースが増えています。こうした年代での発症には、糖尿病になりやすい体質に加え、過食、運動不足、精神的ストレスなどの生活習慣や、睡眠時間が大きく関わっています。
また、糖尿病で治療が必要と指摘された人のうち、約4割が適切な治療を受けていないというデータがあります。原因としては、自覚症状がないことに加え、働き盛りの世代では仕事の忙しさなども影響していると考えられています。
A糖尿病をほうっておくと...
血糖値の高い状態をほうっておくと、合併症が進行します。仮に40歳で発症した人が、適切な治療を受けずに高血糖状態が続いたとすると、45歳ごろには手足の先などの神経が障害され、しびれが現われるおそれがあります。50歳ごろになると網膜の血管が障害されて視力の低下が起こり、60歳ごろになると腎機能の低下が進むかもしれません。これらの合併症は、進行していても気づかない場合も少なくありません。特に合併症による血管障害は、発症するのを防ぐことが大切です。
糖尿病の家族がいる人や、当てはまる生活習慣のある人は、早期発見のために自己血糖測定器を用いて食後の血糖値を測ってみるのもよいでしょう。
B診断されたら積極的に治療を
糖尿病と診断されたら、仕事が忙しくてもそれを理由にほうっておかず、しっかりと治療に取り組むことが大切です。まず生活習慣を見直し、過食・運動不足・精神的ストレスなどを1つでも解消し、適切な睡眠を心がけてください。
薬による治療も重要です。従来用いられてきた薬のほか、近年登場したインクレチン関連薬は、すい臓を保護し、インスリンを分泌する機能を回復させる役割も期待されるため、早くから用いることでよりよい改善が望めます。働き盛りの場合、特に、早い段階からインスリン製剤を使うことで、血糖値をよい状態に保ち、この先の長い人生を見据えて、すい臓が元気なうちから治療に取り組むことが大切です。
ということで、「最新糖尿病対策」についてでした。
ここに書いてあることはあくまでも参考としてくださいね。
次回は「最新糖尿病対策」のお話 その3です。
ではまた、次回まで〜☆
かつて糖尿病は、50〜60歳代になって発症する病気と考えられていました。しかし最近は、30〜40歳代の働き盛りで発症するケースが増えています。こうした年代での発症には、糖尿病になりやすい体質に加え、過食、運動不足、精神的ストレスなどの生活習慣や、睡眠時間が大きく関わっています。
また、糖尿病で治療が必要と指摘された人のうち、約4割が適切な治療を受けていないというデータがあります。原因としては、自覚症状がないことに加え、働き盛りの世代では仕事の忙しさなども影響していると考えられています。
A糖尿病をほうっておくと...
血糖値の高い状態をほうっておくと、合併症が進行します。仮に40歳で発症した人が、適切な治療を受けずに高血糖状態が続いたとすると、45歳ごろには手足の先などの神経が障害され、しびれが現われるおそれがあります。50歳ごろになると網膜の血管が障害されて視力の低下が起こり、60歳ごろになると腎機能の低下が進むかもしれません。これらの合併症は、進行していても気づかない場合も少なくありません。特に合併症による血管障害は、発症するのを防ぐことが大切です。
糖尿病の家族がいる人や、当てはまる生活習慣のある人は、早期発見のために自己血糖測定器を用いて食後の血糖値を測ってみるのもよいでしょう。
B診断されたら積極的に治療を
糖尿病と診断されたら、仕事が忙しくてもそれを理由にほうっておかず、しっかりと治療に取り組むことが大切です。まず生活習慣を見直し、過食・運動不足・精神的ストレスなどを1つでも解消し、適切な睡眠を心がけてください。
薬による治療も重要です。従来用いられてきた薬のほか、近年登場したインクレチン関連薬は、すい臓を保護し、インスリンを分泌する機能を回復させる役割も期待されるため、早くから用いることでよりよい改善が望めます。働き盛りの場合、特に、早い段階からインスリン製剤を使うことで、血糖値をよい状態に保ち、この先の長い人生を見据えて、すい臓が元気なうちから治療に取り組むことが大切です。
ということで、「最新糖尿病対策」についてでした。
ここに書いてあることはあくまでも参考としてくださいね。
次回は「最新糖尿病対策」のお話 その3です。
ではまた、次回まで〜☆
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