2015年11月09日
厚切りハムのソテーで小説の主人公気取り
中坊の頃、映画の公開をきっかけには待った小説がある。
大藪春彦著:野獣死すべし
この本の中に、主人公が潜り込んだレストラン(喫茶店だったかな?)で勝手に厨房に入り込んで作り、客達に振舞ったのが厚切りハムのソテー。
こんなに!という厚さにカットしたハムをたっぷり引いた油の上で、アルコールを加えてフランベするシーンが印象的で、ずっと忘れられずにいた。
読んだときは中坊で、とても真似して作ることも材料を揃えることなんてできなかった。
そこで自分で稼ぐようになった頃、ようやくこの時がやってきたとばかりに材料のハムを丸々一本買い込み、このくらいの厚さなら満遍なく火が通るだろうと思えたサイズにカットし、フライパンに油を多めに引いて焼いてみた。
もちろんアルコールの投入も忘れずに。
ところで味のほうはどうだった?と聞かれそうだが、ちょっとした夢がかなったんだから美味くないわけは無いだろ?
もちろん、買い込んだハム丸一本が無くなるまで満喫させていただきました。
その後、満足した為か、厚切りハムのソテーは作ることも無く今に至るわけだが、たまにハムが一本売られているのを見かけると、また作ってみたくなる。
ソーセージやベーコンの表面をカリッと炙り、ソースやマヨネーズ、
ケチャップにチリソースあたりに付けて(何もつけなくてもOK)食べるのも最高だと思わないかい?
片手にフォーク、別の手には冷えたビール・・・
試してみたくはないかな?
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