2015年04月20日
出来高について
出来高とは、市場で売買された株式の枚数の事で、出来高を見る事で、その銘柄の人気や注目度、相場のエネルギーの大きさなどを判断する事ができます。たとえば、安値圏で、出来高の伴った大陽線やカラカサなどの買いシグナルが出現したり(大陽線やカラカサは、ローソク足のシグナル(1)を参照の事)、出来高を伴った大陽線で、上値を抑えていた移動平均線を上抜けた場合は、ポジティブなエネルギーが増えてきて、株価が目先の底を打ったのではないかと受け止められたりします。出来高が大きい方が相場のエネルギーが大きい分、強いシグナルとして受け止める事ができます。では、一体、どの程度の出来高を伴っていれば、大きな出来高だと判断する事ができるのかと言いますと、浮動株の10%程度を目安とする事ができます。ここで、浮動株と言うのは、常時、市場で売買されている株式の事で、大株主が保有していて、売買がほとんど行われない固定株と区別して呼ばれています。浮動株比率は、会社四季報に記載されています。
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