2012年04月09日
放射線が人体に与える影響について 情報まとめ
「放射線が人体に与える影響」について、
ネット上の情報を元にまとめてみます
ネット上の情報を元にまとめてみます
まず、テレビなどでよく報道される放射線関連の単位である
「ベクレル」と「シーベルト」
これについての違い。
ベクレル:その物に含まれる放射線を発する能力の量
1秒間に一つの原子核が壊れて放射線を放つと、それが1ベクレル。
シーベルト:放射線が人体に及ぼす影響を示す単位。
ということで、そもそもの単位の意味合いが違います。
他のものに例えると、
暖房の強さがベクレルで、それによりどれくらい体が温まるか?というのがシーベルト
つまり、どちらが必要な情報かというと一般的には「シーベルト」です
放射性ヨウ素の甲状腺への吸収を抑える目的でヨウ素材を摂取することについて
ヨウ素剤による副作用も報告されているので摂取にも注意が必要。(下痢、嘔吐)
また、チェルノブイリで被爆した人達の多くは現場で被爆した緊急時作業従事者で、
甲状腺ガンについては、事故後の追跡調査から、1万人の子供が 100mSvの甲状腺被曝を受けた場合、「5年間に1人、甲状腺ガンが増加する」という結論となった。
また、死亡したのは約5000人の患者のうち、16人ということ。(99%が生存している)
チェルノブイリ後に甲状腺がんが増加した要因としては、
放射性ヨウ素が高度に生物濃縮された飲食物を摂取してしまったこと。(牛乳など)
被害のあった地域ではヨウ素摂取量が非常に少なかった為、より多くの放射性ヨウ素を吸収してしまったこと。
発電時の臨界が止まらず、核爆発によって大量のヨウ素が爆散したこと。
などが挙げられている。
日本では、線量の多い飲食物は規制されていることや、
ヨウ素の摂取量が全体的に過多なこと等から危険性としては低いという考えもある。
しかし、どの程度規制されているのか?
全てのものを検査しているわけではないので、多少不安は残る。
また、日本では発表では核爆発は起きてないとされているが、
隠蔽体質が露呈してしまった東京電力と政府の情報開示にどこまで信憑性があるか個人的には不安である。
奇形、病気等について
「遺伝的影響」
被爆した人の生殖細胞が傷つけられて、それが子に引き継がれ疾患が増加するというもの
閾値は無いとされているが、被爆者と非被爆者の間に、有意な差が認められなかったという報告も出ている。
「胎児影響」
母体内にいる子が被曝し小頭症(本来の意味の奇形)や精神遅滞が誘発されるというもの
妊婦が100mSv以上の、瞬間的な被曝をしない限り、影響はないとされている。
以上の情報から判断すると、今回の地震での放射線の影響は低いのではないのかという考えが妥当と見られているみたいです。
低線量被曝が人体に与える影響
放射線に晒されると、分子が破壊され分離しラジカルという物が生成される。
この、ラジカルはいろいろな物と結合し易いため、DNA等と結合するとそれによりDNAを傷つけてしまう。
ラジカルによってDNAが傷つけられる病気としてはガンなどがある。
しかし、このラジカルは放射線の影響以外でも体内に普通に存在する。
(基本的にはそちらの方が桁違いに多い)
ラジカルが生成される要因としては、呼吸や代謝・喫煙・飲酒等。
また、DNAを修復する機能も備わっており、日々修復が繰り返されている。
喫煙・大量飲酒(エタノール450g/週以上)の発ガンリスクを1.6とすると
1000mSvの被爆の発ガンリスクは1.4である。
また、高塩分食品の摂取等の発ガンリスクは1.15前後。
(16度の日本酒だと1日2.8合飲酒で週450gのエタノール摂取
1日1.9合飲酒で週300gのエタノール摂取)
こうして考えると普段の生活の影響の方がリスクとしては桁違いに大きいといえる。
しかし、普段の生活でそれらのことをしていて、さらに放射線の影響で悪くなるので、
少ないからいいかなとも考えにくい。確実に放射線の影響に悪くなっているのだから。
但し、桁的には小さいので気にする人と全く気にしない人で意見はわかれるかと思います。
国内の規制値に関して
国内の規制値は外国に比べ数倍である。
しかし、規制値は国民感情や政治的な面から決まり、日本の規制値でも危険とは言えないと考えられている。
例えば、規制値ぎりぎりのお米を一年間食べ続けた場合(量は米の年間消費量より)の被爆量は、
レントゲン1回の被爆量と同等レベルです。
また、レントゲンの場合瞬間的被爆の為、そちらの方が危険。
また、飛行機で国外に行く場合も同等の被爆をするといわれている。
最後に
全体的に言えるのは、今回の地震での放射線の影響よりも、
それにより引き起こるストレスや飲酒・喫煙の方が健康に大きく被害を及ぼすということでした。
原発自体は現在の人間が完璧に制御できるとは言い切れない気がしますし、
制御しきれるなら使っても良いかとも思いますが、私としては現在の技術力では使うことに反対です。
リスクと効果を考えたときに、リスクの方が遥かに大きく、
隠蔽や利権が非常に強く絡んでいるのも反対要因の一つです。
(震災後、テレビに出て安全と言っていた教授等は東電より多額の寄付金を貰っている人達であったことなど)
でも、だからといって知らずに怖がっているのも危険なのかな
とも思いました。
テレビの情報のみを信用しているのではなく、
このような問題に対しては様々な意見がありますし、その中でどの情報が正しいのか判断していくことが大切なのではないかと思います。
「ベクレル」と「シーベルト」
これについての違い。
ベクレル:その物に含まれる放射線を発する能力の量
1秒間に一つの原子核が壊れて放射線を放つと、それが1ベクレル。
シーベルト:放射線が人体に及ぼす影響を示す単位。
ということで、そもそもの単位の意味合いが違います。
他のものに例えると、
暖房の強さがベクレルで、それによりどれくらい体が温まるか?というのがシーベルト
つまり、どちらが必要な情報かというと一般的には「シーベルト」です
放射性ヨウ素の甲状腺への吸収を抑える目的でヨウ素材を摂取することについて
ヨウ素剤による副作用も報告されているので摂取にも注意が必要。(下痢、嘔吐)
また、チェルノブイリで被爆した人達の多くは現場で被爆した緊急時作業従事者で、
甲状腺ガンについては、事故後の追跡調査から、1万人の子供が 100mSvの甲状腺被曝を受けた場合、「5年間に1人、甲状腺ガンが増加する」という結論となった。
また、死亡したのは約5000人の患者のうち、16人ということ。(99%が生存している)
チェルノブイリ後に甲状腺がんが増加した要因としては、
放射性ヨウ素が高度に生物濃縮された飲食物を摂取してしまったこと。(牛乳など)
被害のあった地域ではヨウ素摂取量が非常に少なかった為、より多くの放射性ヨウ素を吸収してしまったこと。
発電時の臨界が止まらず、核爆発によって大量のヨウ素が爆散したこと。
などが挙げられている。
日本では、線量の多い飲食物は規制されていることや、
ヨウ素の摂取量が全体的に過多なこと等から危険性としては低いという考えもある。
しかし、どの程度規制されているのか?
全てのものを検査しているわけではないので、多少不安は残る。
また、日本では発表では核爆発は起きてないとされているが、
隠蔽体質が露呈してしまった東京電力と政府の情報開示にどこまで信憑性があるか個人的には不安である。
奇形、病気等について
「遺伝的影響」
被爆した人の生殖細胞が傷つけられて、それが子に引き継がれ疾患が増加するというもの
閾値は無いとされているが、被爆者と非被爆者の間に、有意な差が認められなかったという報告も出ている。
「胎児影響」
母体内にいる子が被曝し小頭症(本来の意味の奇形)や精神遅滞が誘発されるというもの
妊婦が100mSv以上の、瞬間的な被曝をしない限り、影響はないとされている。
以上の情報から判断すると、今回の地震での放射線の影響は低いのではないのかという考えが妥当と見られているみたいです。
低線量被曝が人体に与える影響
放射線に晒されると、分子が破壊され分離しラジカルという物が生成される。
この、ラジカルはいろいろな物と結合し易いため、DNA等と結合するとそれによりDNAを傷つけてしまう。
ラジカルによってDNAが傷つけられる病気としてはガンなどがある。
しかし、このラジカルは放射線の影響以外でも体内に普通に存在する。
(基本的にはそちらの方が桁違いに多い)
ラジカルが生成される要因としては、呼吸や代謝・喫煙・飲酒等。
また、DNAを修復する機能も備わっており、日々修復が繰り返されている。
喫煙・大量飲酒(エタノール450g/週以上)の発ガンリスクを1.6とすると
1000mSvの被爆の発ガンリスクは1.4である。
また、高塩分食品の摂取等の発ガンリスクは1.15前後。
(16度の日本酒だと1日2.8合飲酒で週450gのエタノール摂取
1日1.9合飲酒で週300gのエタノール摂取)
こうして考えると普段の生活の影響の方がリスクとしては桁違いに大きいといえる。
しかし、普段の生活でそれらのことをしていて、さらに放射線の影響で悪くなるので、
少ないからいいかなとも考えにくい。確実に放射線の影響に悪くなっているのだから。
但し、桁的には小さいので気にする人と全く気にしない人で意見はわかれるかと思います。
国内の規制値に関して
国内の規制値は外国に比べ数倍である。
しかし、規制値は国民感情や政治的な面から決まり、日本の規制値でも危険とは言えないと考えられている。
例えば、規制値ぎりぎりのお米を一年間食べ続けた場合(量は米の年間消費量より)の被爆量は、
レントゲン1回の被爆量と同等レベルです。
また、レントゲンの場合瞬間的被爆の為、そちらの方が危険。
また、飛行機で国外に行く場合も同等の被爆をするといわれている。
最後に
全体的に言えるのは、今回の地震での放射線の影響よりも、
それにより引き起こるストレスや飲酒・喫煙の方が健康に大きく被害を及ぼすということでした。
原発自体は現在の人間が完璧に制御できるとは言い切れない気がしますし、
制御しきれるなら使っても良いかとも思いますが、私としては現在の技術力では使うことに反対です。
リスクと効果を考えたときに、リスクの方が遥かに大きく、
隠蔽や利権が非常に強く絡んでいるのも反対要因の一つです。
(震災後、テレビに出て安全と言っていた教授等は東電より多額の寄付金を貰っている人達であったことなど)
でも、だからといって知らずに怖がっているのも危険なのかな
とも思いました。
テレビの情報のみを信用しているのではなく、
このような問題に対しては様々な意見がありますし、その中でどの情報が正しいのか判断していくことが大切なのではないかと思います。
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