2019年03月16日
人物デッサンのポイント
デッサンをするときにはポイントがあります。デッサンはもののかたちと陰影を忠実に2次元の紙に写し取る練習です。しかもそのものの持つ質感を表現できるようになるのが目標です。ここでは人物のデッサンする場合のポイントをいくつか説明します。
ひとつはものをおおまかに単純な形で捉えてみることをやってみます。例えば、人間の頭は縦に長い楕円形や卵形で捉えます。ここで注意したいのは頭の大きさです。全体の中でどのくらいの割合を占めるか、頭と体、足の長さなどに着目します。顔の向きなどの形の特徴もここでよく観察します。
さらに胴体は円柱、腕や手足も関節でつながる円柱とみなします。手指などの細かい部分は気にしません。はじめは手を板のように捉えてかまいません。
これらの立体の比率は先ほど触れたように大切です。人の体は上で少し触れたようにほぼ決まった比率でできあがっています。これらの部分を方向を考えてつなぎ、遠近法をもとに描きます。
単純な立体の組み合わせで、大まかに形がとらえられたら、すでに半分完成したと言えます。それほど全体のダイナミックな形を捉えることは大切ですし、デッサンに勢いと生命感が出ているはずです。
ひととおり形がつかめたら、今度はそれを滑らかにつないでいきます。向いている面をしっかり捉えます。
もうひとつのポイントは、明るさの差を知ることです。光がどの方角からきてくるか観察して、明るさの段階ごとに面の明度を与えていきます。鉛筆の斜線で明るさの違いを表して構いません。
明るさの面ごとの違いを表現することができたら、デッサンもいよいよ佳境に入ります。ここまでくると、もののもつ立体感を表現することができます。
この明るさの違いは、上で触れたように最初はもっとも明るいところともっとも暗いところをさがすことから始めます。すると残りの面は必ずその中間の明るさになります。あとは、それらの面と面のつながりを考えていけば、どの明るさにするか決められます。
この作業の前に、立方体や球を人物の代わりに上の手順で描く練習をするといいです。それができるようになったら人物のデッサンにとりかかってください。
ひとつはものをおおまかに単純な形で捉えてみることをやってみます。例えば、人間の頭は縦に長い楕円形や卵形で捉えます。ここで注意したいのは頭の大きさです。全体の中でどのくらいの割合を占めるか、頭と体、足の長さなどに着目します。顔の向きなどの形の特徴もここでよく観察します。
さらに胴体は円柱、腕や手足も関節でつながる円柱とみなします。手指などの細かい部分は気にしません。はじめは手を板のように捉えてかまいません。
これらの立体の比率は先ほど触れたように大切です。人の体は上で少し触れたようにほぼ決まった比率でできあがっています。これらの部分を方向を考えてつなぎ、遠近法をもとに描きます。
単純な立体の組み合わせで、大まかに形がとらえられたら、すでに半分完成したと言えます。それほど全体のダイナミックな形を捉えることは大切ですし、デッサンに勢いと生命感が出ているはずです。
ひととおり形がつかめたら、今度はそれを滑らかにつないでいきます。向いている面をしっかり捉えます。
もうひとつのポイントは、明るさの差を知ることです。光がどの方角からきてくるか観察して、明るさの段階ごとに面の明度を与えていきます。鉛筆の斜線で明るさの違いを表して構いません。
明るさの面ごとの違いを表現することができたら、デッサンもいよいよ佳境に入ります。ここまでくると、もののもつ立体感を表現することができます。
この明るさの違いは、上で触れたように最初はもっとも明るいところともっとも暗いところをさがすことから始めます。すると残りの面は必ずその中間の明るさになります。あとは、それらの面と面のつながりを考えていけば、どの明るさにするか決められます。
この作業の前に、立方体や球を人物の代わりに上の手順で描く練習をするといいです。それができるようになったら人物のデッサンにとりかかってください。
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