中学実技教科テスト対策ノート

サッカーの技術についての説明です。

ひとつは跳んできたボールを捉えるトラッピングです。サッカーはキーパー以外はフィールドの中で腕を使うと反則ですから、基本的に腕以外でボールを保持しないといけません。

基本的には足を使って跳んできたボールを自分の足元にボールを保持します。それらをウェッヂコントロールといいます。じょうずにウェッヂコントロールするコツは、ボールがバウンドする瞬間を捉えて、足と地面とで三角形の位置関係になるようにするとうまくいきます。

その原理はボールは柔らかいところにあたると、その運動の勢いが弱まり反発せずに足元に保持できるからです。したがって足の関節の力を抜いてやわらかくボールを迎えるとボールの勢いを弱めることができ、しっかりコントロールできます。ウェッヂ足の保持に使う場所によってつぎの３つがあります。

（１）足の裏…跳んできたボールがバウンドしてすぐのタイミングで、足の裏を使って押さえ保持します。ボールが跳ねるタイミングをうまくつかむのがポイントです。

（２）インサイド…跳んできたボールがバウンドしてすぐのタイミングで、足の内側を使って押さえ保持します。跳んできたボールをよく見て、ボールの落ち際をしっかり把握し、はずむ瞬間にややひざをかぶせて使うように足で捉えます。

（３）アウトサイド…跳んできたボールがバウンドしてすぐのタイミングで、足首を寝かせつつ足の外側を使って押さえ保持します。つづいてボールを進めていきたい方向に足を押し出します。
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