2018年02月13日
ドライポイントの作り方
この時期は美術で版画に取り組む学校が多いようです。
版画の中でもドライポイントは、塩化ビニールなどの樹脂製の板にニードルで直接に版を彫ってつくる版画です。版画の種類としては、彫った溝にインクを入れて紙に移しとりますから凹版になります。
ドライポイントの特徴は、そのニードルによる細い線による細密な表現です。木版などに比べると、細かな陰影や形状などを精密に描き分けることが可能です。
彫った部分が黒くなるように刷れますのでイメージが湧きやすいです。彫った溝のインクはプレス機で紙に押し付けるようにして移しとります。
ドライポイントの製作を行う手順を説明します。
1.下絵を自由に描きます。
2.下絵を透明な樹脂の下に敷いて固定します。
3.その下絵の線に沿ってニードルで彫っていきます。
4.タンポやダバーを使ってインクをつめて、余分なインクをふきとります。
5.プレス機の台に、見当紙(敷き紙)、樹脂の版、刷り紙、吸い取り紙、フェルトの順に重ねて、プレス機にはさんで試し刷りを行います。刷り紙は湿らせておきます。
6.彫りを修正して、5と同じ手順で、本刷りを行います。
なお、5で刷り紙を湿らせるのは、インクを刷り紙に吸い取りがよくなるようにするためです。
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ドライポイントの特徴
版画の中でもドライポイントは、塩化ビニールなどの樹脂製の板にニードルで直接に版を彫ってつくる版画です。版画の種類としては、彫った溝にインクを入れて紙に移しとりますから凹版になります。
ドライポイントの特徴は、そのニードルによる細い線による細密な表現です。木版などに比べると、細かな陰影や形状などを精密に描き分けることが可能です。
彫った部分が黒くなるように刷れますのでイメージが湧きやすいです。彫った溝のインクはプレス機で紙に押し付けるようにして移しとります。
ドライポイントの製作
ドライポイントの製作を行う手順を説明します。
1.下絵を自由に描きます。
2.下絵を透明な樹脂の下に敷いて固定します。
3.その下絵の線に沿ってニードルで彫っていきます。
4.タンポやダバーを使ってインクをつめて、余分なインクをふきとります。
5.プレス機の台に、見当紙(敷き紙)、樹脂の版、刷り紙、吸い取り紙、フェルトの順に重ねて、プレス機にはさんで試し刷りを行います。刷り紙は湿らせておきます。
6.彫りを修正して、5と同じ手順で、本刷りを行います。
なお、5で刷り紙を湿らせるのは、インクを刷り紙に吸い取りがよくなるようにするためです。
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