2011年02月17日
自閉症障害の自傷行為は治らない。
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今日は通院日で病院が混んでいたせいか
通常の３倍近い時間がかかってしまいました。
タカチャンは自傷行為が日に日に酷くなってきています。
担当医に通院日だった今日、聞いてみたんですが
関節を痛めたり指が変形してしまう人も多いらしく、
既にタカチャンは指の骨が変形し始めています。
しかも10本の指、全部です。ママは泣きそうです(>｡<)
自傷行為はタカチャンの場合、
最初は自分の頭を握り拳で殴るというのから始まりました。
頭を殴るのはある日突然やらなくなりました。
そして次のブームは自分の首の後ろを殴るが始まりました。
私は交通事故で首が2箇所ヘルニアになってしまってるので
タカチャンが自傷行為でヘルニアになってしまうのではないかと
すごく心配していました。
私の場合は首2箇所、腰3箇所がヘルニアです。
これは全て交通事故による後遺障害として残ってしまったものです。
ヘルニアの箇所が多いと右半身が頭の上から足の先までとにかく痺れます。
頭痛はするし目が明いていられないほどの激痛ですしオマケにメマイもします。
痛い時はトコトン痛く、足の付け根が痛い時は歩けなくもなります。
こんな痛みがある日突然、体が入れ替わったかのように痛みが止む時があります。
それは今みたいな乾燥してる短い時期です。
痛みがあると何もしたくなくなります。
痛くない世界がこんなに大切だったとは・・・・
一生治らない怪我をして初めて普通の健康、
普通のありきたりな生活の有難さを思い知りました。
だからタカチャンが自傷行為で自分の首の後ろを殴り始めた時、
本当に怖くなりました。
でもこのブームもある日突然止まりました。
次に殴り始めた場所は腕と太股です。
それが終わったと思ったら今度は指を変な形に曲げて
ありえない角度で指を重ねたり指を叩いたりしています。
今は指が変形し始めてるので【年中突き指状態】と本日診断されました。
指は本当にかなり太くなって切れて血も出ていますし腫れています。
このブームはいつ止まるのだろうか・・・・
まだ太股や腕をエルボして殴ってる方がマシに見えました。
指も首と同様、見ていて怖いです。
折れるかもしれないと見ていて思います。
自傷行為は注意すれば わざとそれに逆らい
更に自分を傷つける行為に走ります。
担当医の先生も
「本人のブームが過ぎ去るまで待つしかないでしょう」と言われました。
パニックを抑制する薬は何種類かありますが、
流石に自傷行為は飲めば抑えるという薬はないみたいです。
タカチャンは来月卒業して春には中学生になります。
これでもママはだいぶラクになった方なんですよ。
ほんの1年ちょっと前までは排泄関係がものすごーく大変でした。
因みに今も夜だけは紙オムツをして寝ています。
それでも横漏れしちゃう事も多々あって洗濯の量がうちは物凄く多いです。
この病気と付き合って12年経ちます。
私一人でずっと辛い時も面倒見てきたので慣れますね。
今の私は「なんてラクをしているんだろう」と毎日思っています。
人は本当に辛く大変な時期を乗り越えた時、多少どんなトラブルが
また巡ってきても そのトラブルが小さく見えて楽に感じます。
数年前と比べたら今の私は「この先、怖いものナシ」と、
勘違いしそうなくらい、今がラクに感じます（笑）
タカチャンが幼稚園の時、
「義務教育が始まったら施設に入所させて手放そう」
と最初の頃は思っていました。
でも私は「あと1ヶ月だけ頑張ろう」と自分に言い聞かせ
その1ヶ月をどんどん自分の中で延長させて今に至ります。
本当に辛くなった時、今やってる事を止めたいと本当に思い始めたとき、
「あと1ヶ月だけ頑張ろう」と思ってみて下さい。
諦める前に少しだけ考える時間を自分自身につくってあげてみて下さい。
きっと違う何かが見えてくるはずです。
10数年という月日は経ちましたが、私は見えました。
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は作れるか試しにやってみたいと思います。
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