国家の不祥事

2024年5月29日
埼玉県上尾市子ども未来部青少年課に主査として勤務する48歳の男性職員が、兄の固定資産税を下げる目的で土地評価額を改ざんしたとして、2024年5月28日付で停職5カ月の懲戒処分となりました

埼玉県上尾市子ども未来部青少年課の主査、行政経営部資産税課に勤務していた2021年3月に、課税事務において実兄の土地の固定資産税の評価額及び税額を引き下げる目的で、総合行政システムの土地課税台帳に不正にアクセスして数値を変更した疑いがもたれています。

別の職員が土地課税台帳の確認作業中に異変に気付き、本来の数値に戻したため実際に被害は生じなかったとしていますが、土地の評価額が下がったまま請求していた場合には、固定資産税の支払額は実際よりも年間で1万円程度減額されていた可能性がありました。

埼玉県上尾市は、この主査を上尾署に告発しましたが、さいたま地検は2024年4月12日付で起訴猶予による不起訴処分としました。


埼玉県上尾市子ども未来部青少年課に主査コメント
「事務上のミス」
「退職届は提出しない」


埼玉県上尾市の畠山稔市長コメント
「地方税の賦課事務を行う徴税吏員が、このような非違行為を起こしたことは遺憾。」
「信頼を大きく損ねたことをおわびし、信頼回復に努めていきたい」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
自公政権下で国民の信頼回復を口に出すのはファンタジーの世界です
現実的ではありません


犯意を考慮すると免職以外の処分は不適当です